メーカーも足の形はもちろん、走力にあったシューズが選べるように多くのバリエーションを展開している。ランニング人口が増え、裾野が広がった分、ニーズも多様化してきているのだ。
今回発表された「Futurecraft 3D」は試作品なのだが、ランニングシューズのあるべき未来を感じさせてくれる。ランナーがショップに立寄り、ランニングマシンの上を走る。足型や走行データをマシンが読み取り、その場で3Dプリントがスタート。
まるでオーダーメイドしたかのように、自分の走りにフィットするシューズを購入することができるようになるだろう。
「Futurecraft 3D」が製品化されれば、限られたトップアスリートしか手に入れることができない自分仕様のシューズを、誰もが手軽に履けるようになるというわけだ。それはもちろん前例のないことで、まさにシューズにおけるイノベーションとなるはず。
これは期待せずにはいられない!
(文/神津文人)
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