この「DSC-RX 100Ⅵ」、とにかく高機能満載なのですが、まず何と言っても搭載されているツァイスのズームレンズの進化がすごい。なんと24-200mmと、レンズ交換式カメラなら2本の交換レンズに相当する焦点距離領域をカバー。風景や記念撮影など広い範囲の撮影に適した広角域、街歩きのスナップやテーブルフォトなど人の目に近い感覚での撮影に適した標準域、遠くのものを大きく写したり背景をぼかした写真を撮れる望遠域、その全てを1台のコンデジで撮れてしまうのです。
この進化を可能にするため、小さなボディに15枚12群ものレンズを有しながら、重さは274g、サイズもW101.6×H58.1×D42.8mmと、従来モデルとほとんど変わっていないというのだから驚きです。さらに開放F値はF2.8-4.5、焦点距離100m相当でもF4を維持します。
望遠撮影で気になるのが手ブレですが、200mmの望遠域において4.0段分の補正効果をもつ高性能の光学式手ブレ補正機能がしっかり手ブレを防いでくれます。さらにレンズ駆動制御を最適化することで世界最速※0.03秒の高速AFを実現、またRX100シリーズでは初めて搭載された高密度AF追従テクノロジーにより、動く被写体に対する追従性もアップ。どんな瞬間もシャッターチャンスを逃さずキレイに撮れるのです。
※1.0型イメージセンサー搭載のレンズ一体型デジタルスチルカメラとして
「DSC-RX100Ⅵ」から新たにタッチパネルを採用し、スクリーンを指でスワイプしてフォーカス位置を移動できるタッチパッド機能、タッチしてピントを合わせたい被写体を瞬時に選択できるタッチフォーカス機能を搭載。直感的な操作が可能になるなど、操作性も向上しています。
さらに4K動画、スーパースローモーション動画など、プロの映像制作にも対応できるような多彩で高画質な動画機能も備えているというのだから、まさに何でも撮れてしまう万能コンデジ。あらゆるシーンで重宝する頼もしい一台になってくれそうです。
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(文/&GP編集部)
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