ヤマハといえば「YAS-107」「YAS-207」などの人気モデルでおなじみですが、10月中旬発売の新モデル 「MusicCast BAR 400」 は、最新バーチャル3Dサラウンド技術に対応、ワイヤレスでのリアスピーカー拡張や音楽ストリーミング配信まで対応可能なサウンドシステムです。
システム構成はテレビ下に設置するバータイプのセンターユニットと、ワイヤレスサブウーファーのみ。たった2台のシンプルな構成で、驚くほど立体的な音響体験が得られるサラウンドシステムです。
最新バーチャル3Dサラウンド技術・DTS Virtual:X搭載により、前後・左右に加えて高さ方向の音場まで臨場感たっぷりに再現。上方向から包み込むような迫力あるサウンドで、映像の世界にどっぷり浸れます。
また同じサラウンド再生でも、映画や音楽、スポーツ、ゲームなどコンテンツによって求めたい音響効果は違うもの。「MusicCast BAR 400」では、専用アプリ・MusicCast CONTROLLERを使うことで、見たいコンテンツに合わせた最適な音場を5種類のサラウンドプログラムから選択可能です。
センターユニットの左右には、4.6cm内蔵ウーファー2基と2.5cmツイーター1基をそれぞれ搭載しており、ワイヤレスサブウーファーには大口径16cmサブウーファーユニットを搭載しています。 フルデジタルアンプ “DDFA” がクリアな中高音による臨場感を実現し、不足しがちな低音域は “バスエクステンション” 機能がパワフルにバックアップします。
またもうひとつ、大きな特徴といえるのが、ヤマハ独自のワイヤレスネットワーク機能「MusicCast」への対応です。「MusicCast」とは、前述のアプリ・MusicCast CONTROLLERを用いて対応機器を操作したり、複数の対応機器で音楽コンテンツの共有やリンク再生を可能にする機能のこと。同時発表された同社製ワイヤレスストリーミングスピーカーを連動させてリアスピーカーとして使えるようになっています。
さらにこちらのアプリは、ネットラジオ「radiko.jp」の再生、音楽配信サービス「Spotify」のストリーミング聴取、話題の高品位音楽配信サービス「Deezer HiFi」にも対応しており、将来的にはAmazon Echoでの音声操作にも対応する予定とのこと。これひとつで、自宅リビングのサウンド環境を充実させられる夢のようなシステムです。予約受付開始は9月20日を予定、これなら秋までもう少し待ってみてもいいかもしれません。
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(文/&GP編集部)
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