待ってました!スマホがドアの鍵になる「Akerun」

ドアのサムターン(室内側についている、錠の開け閉めを行う金具)の上にとりつけたAkerun本体とスマホがBluetooth認証し、アプリの操作で解錠・施錠できるほか、スマホを持ってドアに近づくだけで鍵を解錠することも可能になる。Akerunにはオートロック機能を備えてあるため、鍵の閉め忘れも防止できる。

Akerunの機能は鍵の解錠・施錠にとどまらない。専用のスマホアプリを使って鍵の権限の受け渡しができるため、離れた場所にいる相手に合い鍵を送り、さらに相手の入退室履歴をリアルタイムで閲覧することもできる。鍵の利用可能時間を設定して発行することもできるため、無断で合い鍵を複製されるリスクもない。

これらの機能を利用し、一般家庭はもちろん、様々な業界での新しいライフスタイルの拡大が期待できる。例えば入退室記録情報の記録により、子どもや一人暮らしの高齢者の外出・帰宅を見守ったり、オフィスや店舗のタイムカードとして利用することもできる。またアプリでの鍵の受け渡しによって、家族や恋人に気軽に合い鍵を渡したり、ホテルのフロントで並ばずにチェックインできたり、不動産仲介での鍵の管理や、賃貸物件の内覧を効率的に行うこともできる。

気になるバッテリーは省エネを実現し、2年間と長持ち(本体:単3型リチウム電池1.5V×4本、リチウム電池CR2032×1個)。また残量はいつでもアプリで確認可能で、残量が少なくなるとアプリが通知してくれる。
24時間365日電話サポートを受け付けており、スマホを紛失してしまった時は電話で利用を停止することができる。

(文/&GP編集部)

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