Windows 7/8/10と接続して、PCの画面上でスマホを操作できる「AcerEXTEND」という独自機能を搭載しています。たとえば、スマホの画面をPCに表示させて、PCのキーボードでメールを打ったり、PCに保存した写真やドキュメントをスマホに移したりといったことができる仕組み。スマホを三脚などにセットして、PCでシャッターを切るといった使い方もできます。接続操作は、スマホで専用アプリを起動するだけなので超簡単。ワイヤレスでも有線でも接続できます。
特長2●2つの800万画素カメラを搭載!
背面にも前面にも約800万画素のカメラが搭載されています。前面カメラは広角86度なので、友達などと一緒に自分撮りをするにも最適。「セルフィー」と言うと自動で前面カメラに切り替わり、「チーズ」でシャッターが切れる音声操作にも対応しています。暗い場所でも明るく撮れる「ばっちりモード」や、斜めから撮影した写真の角度を自動補整する機能も備えています。
特長3●ハイレゾ&シネマサウンドに対応!
ハイエンドモデルでは当たり前になってきたハイレゾ音源の再生ですが、Liquid Z530は2万円台のミドルクラス機ながら、しっかり対応しています。さらに、立体感のあるサウンドを実現する「DTS Studio Sound」技術も採用。音楽を聴いたり、映画を観たりすることが多い人も満足できそうですよ。
特長4●使い方に応じて画面をカスタマイズできる!
画面表示は、標準的な「Standard Mode」、初心者やシニア向けの「Easy Mode」、子ども向けの「Basic Mode」の3つのモードから選んで設定できます。さらに、用途に合わせたカスタマイズも可能。たとえば「Basic Mode」では、利用時間やアプリなどを制限でき、子供の年齢に応じて安全に使わせることができます。
特長5●細部にまでこだわりが感じられるデザイン
5インチ画面を搭載しながら、比較的コンパクト。背面のエッジ部は丸みを帯びていて、手にしっくりと馴染む印象。背面パネルは樹脂素材ながら、ヘアライン処理が施されていて、価格以上にリッチな印象を受けました。カラバリはブラックとホワイトの2色ですが、ホワイトは日本だけで発売される限定モデル。背面の下に搭載されたスピーカーも白にするなど、細かい部分にもこだわりが感じられました。
どうです? なかなかイイ端末だと思いませんか? 筆者は発表会場で30分ほど触れただけですが、「結構使いやすいかも」「これで2万円台って激安じゃない?」と感じました。気になる人は、ぜひお店で触れてみてくださいね。
余談ですが、ハロウィンが近いということで、発表会に出席した記者におみやげが用意されていました。
Acer Liquid Z530をデザインしたクッキーです。画面上のアイコンやアンテナ表示まできっちり再現されていて、完成度の高さに驚きました。もったいなくて、まだ食べていません(笑)
【Acer Liquid Z530】
OS:Android 5.1
CPU:クアッドコア 1.3GHz
ROM/RAM:16GB/2GB
ディスプレイ:5インチ(1280×720ドット)
カメラ:背面800万画素、前面800万画素
外部メモリ:microSD(最大32GB)
バッテリー容量:2420mAh
Wi-Fi:IEEE 802.11b/g/n
サイズ:約W70.3×H144×D8.9mm
質量:約145g
(文/村元正剛)
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