これ一台あればもう一眼いらないかも!常にカバンに入れておけるコンデジの決定版

▲1.0型(13.2mm x 8.8mm) Exmor RS CMOSセンサーを搭載。有効画素数は約2010万画素

「RX100M5A」となって向上した機能としては、まずデジカメの心臓部分にあたるエンジンです。搭載されている最新エンジン“BIONZ X”により、画質の向上、瞳AFの進化、連写時の連続撮影枚数の増加(RX100M5の150枚から233枚に)が挙げられます。

そしてEVF(電子ビューファインダー)のタイムラグも軽減されています。スマホのように画面を見ながらの撮影に慣れている人は、EVFなんて必要ないと思うかもしれませんが、晴れた日の明るい場所など画面が見づらい状況でEVFがあると、あって良かったと思うはず。またファインダーをのぞきながらの撮影は、被写体をきちんと写真に収める感覚があり、瞬間を切り取るというカメラの機能を体で感じられます。

▲レンズはZEISSバリオ・ゾナーT*レンズ。ストロボとEVFはポップアップ式だ

そして向上した部分だけではなく、いくつも機能が追加されています。

・フォーカスエリア ”ゾーン”追加
・縦横フォーカスエリア切替
・AF時の顔優先設定
・フォーカスエリア登録機能
・AWB時の優先設定
・測光モード項目追加
・RAW+JPEG撮影時のJPEG画質設定
・カスタムキー設定 (静止画と動画を独立で設定可能)
・シャッターボタンで動画撮影
・レーティング機能
・マイメニュー設定

カメラに詳しくない人にとっては、専門用語だらけで難しいと感じるかもしれません。これらは、カメラが好きな人や、すでに一眼カメラを持っていてサブ機としてコンパクトカメラが必要な人にとっては重要なポイントです。しかし、カメラ初心者はさほど気にする必要はないかもしれません。そう、このカメラ、オートで撮っても十分キレイな写真が撮影できるんです。

▲モニターは180度回転するチルド式なので、自撮り時にも便利

小さなカバンにだって入れておけるコンパクトサイズ。瞬間を美しく残せるスペック。常にキレイに写真を撮れる状況、それを実現できる一台なんです。

▲焦点距離は8.8-25.7mm。静止画3:2撮影時で35mm換算24-70mm。F値は1.8-2.8とかなり明るいレンズを搭載している

平日のランチで食べた料理をキレイに撮りたい。ふと見上げた空がキレイだったから写真に撮っておきたい。週末近所を散歩中に見つけたお気に入りの景色を記録しておきたいetc。そんな、撮っておきたいと思った時に、さっとカバンから取り出して撮影できる。スマホじゃなくてカメラを向けることで、きっと記録と記憶に残すという気持ちになれるはず。

▲NFC対応なのでスマホとの接続は簡単

▲電池切れになってもモバイルバッテリーから充電できる

もちろん、テクニカルな撮影が必要な状況でも応えてくれる機能性も持ち合わせる「RX100M5A」。ちょっと高いと思うかもしれませんが、価格はそれだけ高スペックだから。下手な一眼よりはずっと高性能なこのコンデジ。常に持ち歩いて、撮りたい時に撮れることって大事です。これを持てば、きっと写真が好きになるはずです。

▲W101.6xH58.1xD41.0mm、バッテリーを含めても約299gと、まさに手のひらサイズ。4K30Pの動画撮影も可能だ

 

>> Sony「DSC-RX100M5A」

 


[関連記事]
2018上半期 注目製品ホンネレビュー[ミラーレス一眼カメラ編]

新型サイバーショットは広角、望遠、スポーツまで何でも撮れます!

わんぱくレジャーが撮れる“遊びカメラ”3選【旅の便利道具】


(文/&GP編集部)

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする