実は「レイダー・ビバーク 9000」の発売は2017年。ではなぜ今それに注目するのか、それは実際にエベレストの頂上で正確に高度を測れることが証明されたからなんです。
中央の赤い針が一周すると3000m。ベゼルで100m単位がわかるようになっています。そして3時位置に配されたサブダイアルで、最高9000mまでの高度と気圧(hPa)がわかります。ここまでわかったところで次の写真を見てください。「レイダー・ビバーク 9000」のすごさがわかりますよ。
まずは日本の最高峰、富士山
田部井淳子氏のご子息で、タベイプランニング代表の田部井進也氏が、2018年7月8日、富士山登頂したときに撮影された写真です。なんとデジタル高度計より正確だったというから驚きですね。
次に世界最高峰のエベレスト
イギリス人山岳ガイドのエイドリアン・バリンジャー氏が2018年5月20日にエベレスト山頂付近で撮影した写真です。高度計が9000m近くを指していますね!
こちらは、日本人サラリーマンがエベレストに登頂するという前代未聞の “セブンサミッツプロジェクト最終章・エベレスト” で、前山敏行氏がエベレストに登頂したときに撮影された写真です。こちらも正確な高度と時刻をしっかり表示しています。
また、2017年12月1日には、南極最高峰であるヴィンソン・マシフ登頂においてもその性能を発揮しました。
オリジナル「ビバーク」のデザインやコンセプトを継承するだけでなく、現代登山の進歩に合わせた最新のテクノロジーを搭載することで、エベレストやヴィンソン・マシフなど、過酷な環境でも正確に高度や時刻を示すことを証明した「レイダー・ビバーク 9000」。これ本当にすごい腕時計です!
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