9月7日より発売開始となるソースネクストの「POCKETALK W（ポケトーク ダブル）」は、世界105の国と地域で使えるグローバル通信SIM内蔵型（2万9880円／税別）と、グローバル通信SIM非内蔵型（2万4880円／税別）の2タイプ。
どちらも本体から直接クラウドへ接続し、オンラインで最適な翻訳エンジンを利用。グローバル通信SIM内蔵型は、滞在先に応じた接続設定を自動的に行ってくれます（2年間まで）。もちろん、クラウド接続に関する費用は一先掛かりません。
発売中の初代と比べ、画面サイズは約3.2倍の2.4インチに拡大。タッチパネル対応となり、スマホと同じような感覚で簡単に操作ができるようになりました。操作は非常に簡単で、話したい言語側のボタンを押した状態で話し、ボタンを離せばすぐに翻訳がスタート。結果を音声で返します（一部言語はテキスト表示のみ）。吹き込んだ音声とその翻訳結果はリアルタイムで画面にテキストで表示され、文字サイズも4段階に変更できるので翻訳文の確認が楽に行えます。
翻訳エンジンのチューンナップにより、中国語やタイ語、インド英語やオーストラリア英語など、正確な発音やイントネーションが求められる言語での翻訳精度は大きく向上。74言語で使えるようになっています。通信は4G（LTE）対応となり、クラウドとの通信可能エリアが拡大。高速通信と翻訳時の音声翻訳処理の改良により、音声を入力してから翻訳結果が返ってくるまでの時間が大幅に短縮されています。
また、本体に1.5Wスピーカーを2基内蔵。音量を無段階で設定できるので、街中などの喧騒でも機器からの音声が聞き取りやすく、また会話相手への伝達もスムーズに行えます。Bluetooth4.0／Wi-Fi接続に対応し、外部スピーカーへの接続もOK。ノイズキャンセリング機能搭載のデュアルマイクが、人ごみの中でも音声をクリアに拾い上げます。
外国語を話すのが苦手な日本人にとって、また日本語が理解できない外国の方にとっても、言葉の壁を越えてコミュニケーションが図れるという、まさに空想科学のアイテムが現実のものとなったといえる夢の通訳機。多くの外国人観光客でにぎわっている現在はもちろん、それ以上の訪日客が見込まれる2020年の東京オリンピック開催中でも、「ポケトークW」があれば臆することなく対応できそうです。
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（文／＆GP編集部）
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