「TwoBow」の使い方は簡単で、筒型の充電ケースの両端にセットされているイヤホンを取り出してお互いの耳に嵌め、専用アプリを開いて “翻訳” をタップするだけ。その状態で会話をすれば、相手が話した言葉がリアルタイムに自分の言語に翻訳されてイヤホンから聞こえてくるのです。
音声で聞こえるので、相手の表情や身振り手振りを見ながら会話を楽しめるのが大きなメリット。同時に、スマホの画面上に文字で表示されるので、そこで会話を確認することもできます。
また、2人の会話だけでなく、たとえば日本・アメリカ・中国にいる3人がそれぞれの言語を用いてチャットするといったような、多言語でのグループ会話も可能だそう。グループを作れば最大100名までチャットできるというのですから驚きです。
「TwoBow」に採用しているのは翻訳精度の高いマイクロソフト社の翻訳ソフトで、1~3秒で母国語を多国語に翻訳します。ノイズキャンセリング機能を搭載し、Bluetooth4.2に対応しているので、普段使いする際にもクリアなサウンドで音楽などを楽しめます。
イヤホンの連続使用時間は約2時間で、専用の充電ケースは3回分(6時間)の充電ができ、コンパクトなスティック型なので持ち歩きも便利です。クラウドファンディングで1000万円以上を集めたという注目の「TwoBow」。これさえあれば、海外旅行も、2020年の東京オリンピックも怖くありませんね!
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(文/&GP編集部)
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