高齢になってもおいしいごはんを自らの口で噛んで食べてほしい。そんな思いから、高齢者の方でも食べやすい米飯について徹底的に研究し、約8年にわたる試行錯誤を重ねて誕生した「さらっとご飯クッカー」。
人は老化によって舌筋や口輪筋の低下が起こり、食べ物が飲み込みにくくなり、反射神経や反射運動の低下によって誤嚥しやすくなるといわれています。この飲み込みにくさの原因は、食品が持つ粘り(べたつき)にあるということも判明。そこで「さらっとご飯クッカー」では、炊飯時の粘り、通称 “おねば” を回収するという新たな発想を採用しました。
水量を通常の約1.25倍多くして炊飯を行い、 “おねば” をたくさん出した後に付属のプレートで回収。その後、高火力で一気に炊きあげることで、甘さとお米本来のうまみをしっかりと引き出します。べたつきの原因を回収することで、おいしさや栄養価を損なうことなく、やわらかく口の中に残りにくい “飲み込みやすい” 理想的なご飯を炊き上げます。
普通のごはんと同じお米本来の旨味を引き出せるのは、やはり炊飯器にこだわりぬいたタイガーならではの技術力。 “噛んで食べ続けられる喜び” に応えた超高齢化社会の食のニーズに寄り添う逸品として注目を集めそうです。
>> タイガー魔法瓶「IH炊飯ジャー炊きたて さらっと ご飯クッカー」
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(文/&GP編集部)
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