国際的な工業デザイナーであるズヴィアド・チコリア氏が手掛ける腕時計ブランド・チコリアは、 伝説のレーシングカー・フォードGT-40にインスパイアされたニューモデル「GT-40」(7万8000円/税別)を発表しました。
1960年代にモータースポーツに参入したフォードが、打倒フェラーリを掲げて開発したGT-40は、ル・マン24時間レースで4連覇を達成。その輝かしい歴史と王者のスピリットに憧れ、 幼少の頃からこの車を所有することが夢であったチコリア氏。ブガッティやプジョーのデザインを手がける傍で、GT-40への熱い思いを募らせていったのです。
そのこだわりはプロダクトの随所に見られます。幾層にも施されたダイヤルのレイヤーは、適度な重厚感があり、GT-40のダッシュボードのゲージのような感覚を与えてくれます。
ストラップは、一日中24時間装着をし続けても快適であるように配慮した設計に。
素材は、レーシングタイプの牛革を使用したというこだわりぶりです。このストラップに開いた多数の穴は、GT-40の座席にある穴をイメージしたデザイン。ステアリングホイールの中心部をイメージした裏ブタは、ネジ頭に至るまで忠実にデザインされています。
カラーは、ブルーとオレンジを配したガルフレーシングカラーをベースに、ブラックPVDとスティールの2色のケースを展開しています。
>> チコリア「GT-40」
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(文/&GP編集部)
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