■キッチンやお風呂でも問題なし
「AQUOSポータブル」はチューナー部とモニター部を分離しており、家中どこでもワイヤレスでテレビを視聴できます。チューナー部は地上・BS・CS110度デジタル放送を受信。500GBのハードディスクを内蔵し、裏番組録画にも対応。モニター部はIPX6/7相当の防水・撥水性能を持っているので、水回りでも安心して使えます。水アカなどの汚れもつきにくくなっており、サッと拭くだけで手入れも簡単です。撥水コーティングは業界初とのこと。
たとえば、お風呂に入りながら子どもに好きなアニメを見せたり、キッチンで料理しながら録画しておいた番組を楽しんだりできます。
■持ち運びに便利なハンドル付き
防水性能とともに、こだわられているのが「使いやすさ」。本体重量は、最大モデルのC16APでも約1.36kg(C12APは0.97kg、C12AFは0.91kg)で、片手で楽に持ち運べるのがポイント。背面には、持ち運んでそのまま置ける「スリムハンドルスタンド」がついています。
C16APとC12APの2機種は、タッチパネルを搭載しています。画面両端にリモコンのような操作ボタンが表示され、拡大縮小なども可能。また、料理中に水や粉がついた手で操作しても、撥水加工のため楽に掃除できます。
■調理家電と連携。日々の家事をサポート
C16APとC12APの2機種は、AIoTクラウドサービス「COCORO KITCHEN」専用アプリケーションを搭載しています。これは、おすすめのレシピを見たり、レシピをお気に入り登録したりできるアプリ。同社の調理家電「ヘルシオ」や「ホットクック」との連携が可能です。レシピを見ながら、下ごしらえや調理ができ、ヘルシオやホットクックの調理設定も行えます。また、スマホ用のアプリとも連携し、買い物リストの送信ができるとのこと。
視聴時間は最長で、C16APが約3時間40分、C12APが約4時間30分、C12AFが約5時間となっています。また、ブラウザ機能でYoutubeなどを視聴可能(NetflixとAmazonプライムは非対応)。なお、C12AFはタッチパネルではなく、付属のリモコンで操作する仕様で、「COCORO KITCHEN」にも非対応です。
シャープは2011年にも「フリースタイルAQUOS」としてワイヤレステレビを販売してきましたが、“サイズなどの面でユーザーのニーズと合致しなかった”とのこと。今回の「AQUOSポータブル」は、使用シーンを絞り込み、軽量化と防水性能など「使いやすさ」にこだわったモデルと言えます。持ち運びに特化した「AQUOSポータブル」で、テレビや家事をラクに楽しんでみてはいかがでしょうか。
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(取材・文/友納一樹<ゴーズ>)
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