そんなディープブレンドから、今回新たに数量限定で登場するのが「ディープブレンド エクストラスイート」。実はこれ、かなり気になるスペックなのです。キーモルトに使っているのは、新樽で10年以上熟成させた余市モルトと宮城峡モルト(!)。加えてカフェグレーンをブレンドし、甘く香ばしい香りと芳醇なコクを際立たせた仕上がりに。かつ、この内容で2000円(税別・参考価格/700ml)と、価格はお手頃ラインをキープしているとのこと。
というわけで、さっそくテイスティング。「ディープブレンド エクストラスイート」(写真手前)を口に含むと、まずはオークの香りが予想以上に力強く広がります。続けて余市&宮城峡モルトとカフェグレーンが醸し出すバニラやビターチョコレート、さらにシナモンやナツメグ、ペッパーなどのスパイシーで濃密な味わいが舌の上に。
ニッカのチーフブレンダー・佐久間正氏によれば、新樽に使われているのはホワイトオークの新材。木の渋みやビターさがくっきり立ち現われてくるので、オーキーなテイストが大好きな人には特にツボかもしれません。
秋の夜長の家飲みにぴったりなのはもちろんですが、スキットルに入れてキャンプやアウトドアに持っていくのもおすすめしたいところ。色づく秋の森の中で、友人と語り合いながら新樽モルトの風味をじっくり愉しむーーそんな情景がばっちりハマりそうな一本です。
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(文・Satoshi Ota)
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