注目してほしいのは針の形状。じつは長針、短針ともに、まっすぐな1本の針ではなく、中心部分に同一の幾何学模様を備えた作りになっています。時間の経過とともに2本の針が動き出すと、中心部の幾何学模様がさまざまな角度に重なり方を変え、そのたびに違った柄を作りだすのです。
蜂の巣をイメージして正六角形を重ねた “Honey red(ハニーレッド)” 、蔓のように絡み合う曲線が楽しい “Ivy black(アイビーブラック)” 、海辺に積まれた波消しブロックのようなモチーフが複雑な変化を生み出す “Tetra blue(テトラブルー)” の3つのデザインをラインナップ。仕組みはすべて同じですが、中心部の模様が違うだけでまったく異なる表情を見せてくれます。
文字盤にはインデックスがありませんが、その代わり表面ガラスに白い文字で時間表示が書かれています。例えば短針が12時ちょうどを指すときは、ガラスに書かれた “12” の数字が短針の上に白く浮かび上がるという仕組み。
瞬時に正確な時間を読み取るのはちょっと難しいかもしれませんが、それだけに “◯時ちょうど!” を目撃した瞬間の嬉しさは格別。時間を確認するのが楽しくて、何度も目で追いたくなる時計です。
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毎日や毎週の決まった習慣は時計で“見える化”しよう!
(文/&GP編集部)
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