[1] ディスプレイは大きくなった
まず、iPhoneの新モデルは噂通り3サイズ展開となりました。画面サイズは、iPhone XSが5.8インチ、iPhone XS Maxが6.5インチ、iPhone XRが6.1インチとなっています。また、どれも上部が凹型になっています。
既存モデルのiPhone Xは5.8インチ、iPhone 8 Plusは5.5インチです。iPhone XS以外はかなり大きくなっています。
[2] でもサイズは維持(XとXSの場合)
iPhone XSのサイズ、W70.9xH143.6xD7.7mmは既存のiPhone Xと一致します。重さは177gで、iPhone Xより3gだけ増えました。
iPhone XS Maxの持ち心地は、iPhone 8 Plusに似ていました。SPECを確認するとW77.9xH157.5xD7.7mmなので、やはりiPhone 8 Plusの78.1xH158.4xD7.5mmに近い。しかも、ディスプレイはiPhone 8の5.5インチよりも1インチ大きくなっています。
iPhone XRはiPhone XS Maxよりも一回りコンパクトでしたが、手に持つと厚みを感じます。サイズはW75.7xH150.9xD8.3mm。縦横ともにiPhone 8とiPhone 8 Plusの中間くらいです。
[3] ディスプレイは有機ELと液晶の2種類あり
iPhone XS/XS Maxは、ディスプレイにOLED(有機EL)を採用しています。どちらも画素密度458ppiの「Super Retina HDディスプレイ」です。コントラスト比1,000,000:1でHDR対応。周囲の光に合わせて色を補正する「True Tone」機能もサポートします。
一方、iPhone XRのみLCD(液晶ディスプレイ)を搭載します。画素密度326ppiの「Liquid Retina HDディスプレイ」を初搭載。コントラスト比は1,400:1で、こちらも「True Tone」対応です。
[4] カラーバリエーションはかなり豊富に
iPhone XS/XS Maxのふたつは、どちらも「ゴールド」「スペースグレイ」「シルバー」の3色展開。ゴールドはiPhone Xにはなかった新色になります。素材は、ガラス背面と、医療機器グレードのステンレススティール製フレームを使用。
iPhone XRは「ブルー」「ブラック」「コーラル」「ホワイト」「イエロー」「PRODUCT RED」の6色展開です。航空宇宙産業でも使われる7000番代のアルミをフレームに使用します。背面はこちらもガラス製。そのため、こちらもワイヤレス充電に対応しています。
[5] 背面カメラはデュアルとシングルがある
iPhone XS/XS Maxの背面カメラはデュアル仕様で、1200万画素(広角、f/1.8)&1200万画素(望遠、f/2.4)。光学2倍相当の望遠レンズを組み合わせ、最大10倍のデジタルズームが可能です。
一方、iPhone XRはシングルで、1200万画素の広角レンズ(f/1.8)のみを搭載します。デジタルズームは最大5倍です。