■ケースは広く薄く、より洗練されたデザインに
Apple Watchは、初代→2代目(Series1・2)→3代目(Series 3)と展開してきましたが、今回の4代目(Series 4)にして、ケースデザインが刷新されました。
具体的には、従来のApple Watchは38mm/42mmケースの2サイズでしたが、Apple Watch Series 4では40mm/44mmケースへとサイズアップ。
ケースサイズの変化は微々たるものですが、ベゼルを細くしたことで表示領域はそれぞれ35%、32%拡大しています。
また、ケース自体の形状に注目すると、四隅は従来モデルよりも極僅かに丸みを帯びました。
ケースの厚みも0.7mm薄くなりました。数字上は僅かな差ですが、実物を触ると、明らかに薄くなっていることがわかります。
デフォルトの画面表示では(Apple Watchの画面は上下を変えられるので)、右側面にデジタルクラウン(リューズ)とサイドボタンが配置されています。これはSeries 3までと同様です。デジタルクラウンのデザインはよりスリムになり、GPS + Cellularモデルの象徴でもあった赤いワンポイントは、縁のみ赤いリングへと変わりました。ちなみに、デジタルクラウンをくるくる回す際、ハプティックフィードバックにより、コロコロと心地よく振動するようになった点も見逃せません。
同じく側面のデザインについて、右側面にマイク、左側面にスピーカーが別れて配置されたことは、新しくなったポイントのひとつです。これによって通話時のエコーが低減されるとのこと。なお、スピーカーの音量もUPしています。
背面のデザインも刷新されました。光学式の心拍計のLEDに注目すると、中央部にギュッと寄っているのがわかるでしょうか。装着時には見えない部分ですが、とても美しい造形です。
さて、Apple Watchのバンドは付け替え可能なため、複数種類をコレクションしているファンも多いと思います。ケースサイズが変わったときいて、不安に思う方もいるでしょうが、従来モデルで使っていたバンドも継続して使えるのでご安心ください。