■「コンシェルジュ」が最適な洗濯方法を教えてくれる
「ドラム式洗濯乾燥機 ビッグドラム BD-NX120C」は、スマホとの連携に対応する“コネクテッド家電”。スマホ専用のアプリから運転状況の確認や、遠隔操作などが可能です。想定発売価格は36万円(税別、以下同)前後になります。
「ビッグドラムアプリ」では、お手入れ方法などを表示する「サポート機能」や遠隔操作する「リモート機能」など、4つの機能が利用できます。
中でもおすすめなのが、「コンシェルジュ機能」と「お知らせ機能」。
「コンシェルジュ機能」は、洗濯コースに迷った際に、おすすめのコースを提案してくれるというもの。コースの検索方法は、「生活シーンから探す方法」と「洗濯する衣類の種類から探す方法」の2種類です。
生活シーンから探す場合、土や泥で汚れやすい「スポーツ」を選ぶと「泥汚れコース」が提案されます。
複数の衣類をまとめて洗う場合、該当する衣類を選択すると、おすすめのコースが表示されます。実際にアプリで「ブラウス」「カーディガン」「トレーナー」「ニット」を選んでみると、「おしゃれ着コース」が表示されました。
「お知らせ機能」では、運転開始時や終了時などに通知が届きます。また、フィルター交換時期や洗濯槽のお手入れ時期もお知らせしてくれるので、製品を良い状態で長く使えます。
また、スマホアプリを使うと洗濯のコースが増えるのもメリット。本体にはない「泥汚れコース」「ダウンジャケットコース」「黄ばみ除去コース」「おしゃれ着脱水コース」の4つの専用コースを用意します。また、洗濯乾燥機本体に最大3つのコースをダウンロードできるので、スマホを介さずに利用することも可能。
今後、衣替えなどのシーズンやユーザーの利用シーンに応じて専用コースを追加する予定とのこと。
■「AIお洗濯」と「風アイロン」も搭載
また、新機能のひとつとして「AIお洗濯」も追加されました。洗濯する際の布量や洗剤の種類、水硬度や汚れ具合などの状況をセンサーで計測し、「洗い」「すすぎ」「脱水」それぞれの工程で適した制御で運転を行います。
重い衣類と軽い衣類を判断して回転速度を調節したり、液体洗剤か粉末洗剤かを見分けて洗い方を変えてくれたり、といったことをしてくれます。
従来モデルでも高速の風でシワを伸ばして乾燥させることで、アイロンがけの手間を減らす「風アイロン」を搭載していましたが、新モデルでは回転数の向上により、シワが少なく、よりきれいな仕上がりになります。