つま先とかかと部分のソールの高低差を0mmに設定することで、足の自然な動きを促し、まさに裸足のような感覚でトレーニングをすることができるという。いわゆるランニングシューズの場合、このつま先とかかとの高低差が8mm〜12mm程度に設定されていることが多い。
普段、ジムでのトレーニングにランニングシューズを使用している人は、「ナイキ フリー トレーナー1.0」を履いたときに想像以上にフラットに感じるはず。
薄いアウトソールと全体が同じ厚さのミッドソールの組み合わせは、ウエイトリフティングなどのトレーニングをする際、踏ん張りやすく、足をしっかりと安定させてくれるだろう。
ソールユニット以外の部分ももちろん充実している。ダイナミックフライワイヤーと呼ばれる、アッパーとソックライナーの間に高強度のワイヤーを通し、それをシューレースと連動させた構造により、横方向の鋭い動きに対してもシューズが十分にサポート。
また耐久性に優れたアウトソールは、つま先部分はもちろんのこと、かかと、中足部分にも伸びていて、縄のぼり、バービーなどを行うときの摩擦からシューズを守ってくれる。
ジムでのトレーニングをもっと充実させたいと考えている方に、チェックしてみて頂きたいシューズだ。
(文/神津文人)
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