さかのぼること38年前。ドイツ・ケルンで行われたモーターショーで発表されたスズキ「GSX1100S KATANA」。日本刀をイメージして作られたそのバイクは、前衛的なデザインで世界中のバイクファンの注目を集め、“ケルンの衝撃”と呼ばれました。
翌'81年からヨーロッパ向けに輸出販売が開始されヒットモデルとなったのですが、当時の日本は排気量の上限を750ccとする自主規制があったため、国内販売はされず。ヨーロッパから逆輸入というカタチでしか国内バイクファンは手にすることができませんでした。
しかしその後、国内向けに750ccや400cc、250ccといった派生モデルを追加していきましたが、残念ながら2000年を最後に生産終了。現在はスズキの名車として、中古車市場で人気となっています。
そんな中、スズキが発表したのが、なんと新型「KATANA(カタナ)」! 発表した場所は、くしくも38年前にもカタナが発表されたケルンというのだから、バイクファンにとってはまさにケルンの衝撃再び!です。
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