10月2~7日にかけて開催されたバイクの国際見本市「インターモト」で衝撃のベールを脱いだ新型「KATANA」。シルバーを基調にし、タンクには赤いSUZUKIの文字。タンクからアッパーカウルにかけて鋭く伸びる直線的なラインは、世界中が衝撃を受けたあのカタナを彷彿とさせます。また長方形の縦2灯LEDをヘッドライトなど、パッと見ただけで誰もがカタナだと思えるデザインに仕上げられています。
しかし、スクエアな形状が印象的だったタンデムシートは、近年のバイクに多く見られる小型タイプになり、さらにスズキ初のスイングアームマウントリアフェンダーを採用するなど、現代的な雰囲気も併せ持ちます。
エンジンは「GSX-R1100」に搭載されているものをベースに改良した999cc直列4気筒で、出力は110kW/10,000rpm。そしてトラクションコントロールやABS、ブレンボ製ブレーキキャリパーを装備するなど、仕様は最新バイクそのもの。
浜松工場で生産されるという新型KATANA。2019年春からヨーロッパを中心に販売を開始するとのこと。先日発売されるやいなや大人気となった「ジムニー」といい、最近のスズキは注目モデルを立て続けにリリースしています。10月2日に開催された記者発表会でも、鈴木俊宏社長が「今後も世界中のお客様に革新的でワクワクする商品をお届けすべく、2021年までに大型車を中心に10機種以上の新型モデルを投入していく」と話しました。今後もスズキからは目が離せなさそうです。
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(文/&GP編集部 円道秀和)
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