PC疲れの眼に水分と酸素を!「酸素めがね」できました

「酸素めがね」は、独自に開発をした「光誘起透明膜」を樹脂素材のメガネとフレーム全体に加工したアイテム。このコーティングが、パソコンやスマホなどで酷使しがちな目の周りに、酸素や水蒸気を多く含んだ「目にやさしい」環境をつくり出す。

その仕組みは少々難しいが、チタンを主成分とする無機系の透明無色の膜である「光誘起透明膜酸化」に波長200~400の紫外線が当たり光構造相転移を起こすことで、電子やホール(正孔)が発生。酸素と水蒸気がフレームに集められるという。

一般的な「機能なしめがね」と「酸素めがね」を公的施設で検証した実験では、24時間平均で「機能なしめがね」の湿度52.4%、溶存酸素量0.4746g/㎡に対し、「酸素めがね」は湿度55.1%、溶存酸素量0.4997g/㎡と、一貫して高い数値を維持していることが立証された。その値は森林浴に近い値なのだそう。

鼻パッド部分には、天然のダイヤモンドと同様の性質を持つDLCをコーティングするなど、85年の歴史を持つ老舗メガネメーカーならではの技術と工夫も。これにより、パッドに触れる部分の温度を拡散し、化粧くずれを防ぐ効果も期待できるそう。

アイテムは9型34種類。特設サイト「miki-plus(www.miki-plus.com)」にて、11月6日より予約開始。11月27日より、全国のパリミキ、メガネの三城、オプティックパリミキ、オプトレーベル、オプティックグーにて引き渡しとなる。

この新しい機能がどのくらいの効果があるのか、使ってみなければわからないが、手ごろな価格ゆえ買って試してみても損はないだろう。

(文/&GP編集部)

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