■「MacBook Air」はベゼルレスなデザインに
新たに発表されたMacBook Airは、デザインを刷新。従来のAirとは異なり、MacBookやMacBook Proに近い見た目になりました。カラーは「シルバー」「ゴールド」「スペースグレイ」の3種類を展開します。
ディスプレイには、13.3インチのRetinaディスプレイを搭載。画素密度は227ppiあり、非常に鮮明です。写真を表示させてみるとこんな感じに。スピーカーも従来モデルと比べて低音が2倍、音量は25%UPしているので、動画コンテンツの視聴も迫力あるサウンドを伴って楽しむことができます。
■キーボードは快適に!指紋認証も使える
MacBook Airのキーボードは、第3世代のバタフライ構造を採用。打鍵感は非常に良好でした。また、Touch Barこそないものの、右上の位置に「Touch ID」を備えます。
Touch IDを使えば、ロック画面での認証はもちろん、Appのインストール、Apple Payでのオンライン決済時などに、パスワードを入力する手間が省けます。筆者もTouch ID付きのMacBook Proを普段から使っていまして、「メモ」アプリでロックをかけた取材のメモなどを素早く解除できるのが快適。一度使ったらTouch ID無しには戻れません。
Apple T2 Securityチップも搭載されており、セキュリティが万全になるとともに「Hey Siri」を用いた音声操作にも対応。マイクも3つ搭載されています。関連したところでは、macOS Mojaveから使えるようになった「ボイスメモ」アプリとの相性も良さそうですね。
感圧タッチトラックパッドも対応しました。トラックパッド自体のスペースも従来より20%ほど拡大しており、両手を使ってもゆったり快適に扱えます。こちらもmacOS Mojaveで改良されたクイックルック機能と相性抜群。
■Thunderbolt 3ポートが2つ
左側面には、Thunderbolt 3(USB Type-C)のポートが2基備わっています。例えば、アダプターを携帯せずとも、外部出力を行いながら充電することが可能に。
MacBook ProのTouch Bar無しモデルと同じ構成ですね。いや、先述の通り「Touch ID」センサーを備えている分、新MacBook Airの方が日頃の使い勝手は良いかもしれません。
一方、プロセッサは1.6GHzのデュアルコアIntel Core i5を搭載。Turbo Boost使用時には最大3.6GHzとなり、4MB L3キャッシュも備えます。MacBook Proの最小構成が2.3GHzデュアルコアIntel Core i5なので、クロック周波数には流石に差があります。しかし、インターネット閲覧時間については、MacBook Airが最大12時間であるのに対し、MacBook Proは最大10時間。スタミナでは上位機種を上回ります。