IntelおよびGoogleとの共同開発による「TAG Heuer Connected」は、当然ながらAndroid Wearを搭載したウエアラブルデバイス。ベースとなるデザインはタグ・ホイヤーの人気モデル「カレラ」に近く、クロノグラフのフェイスにも《CARRERA》の文字が映し出されていることが見て取れる。
デジタルダイヤルはクロノグラフ、GMT、3針の3種類で、それぞれブラック、ブルー、ホワイトのカラーを選んで設定。Androidアプリが受け取った情報は、クロノグラフダイヤルの12時、6時、9時の位置に配置されたカウンターに表示される。
サイズはケース径46mm、質量52g。グレード2 チタンが採用されており、日常生活防水機能を備える。バンド部分はラバー製のストラップで、全7色のカラーバリエーションを用意している。
スペック面に目を転じてみると、Intel Atom プロセッサ Z34XXを搭載、メモリストレージは4GBで、無線接続はBluetoothとWi-Fiに対応。ディスプレイは1.5型の半透過型LTPS液晶で、解像度は360×360ピクセル、240ppiとなっている。
本体にはGoogle Fit、Google Translate、Google Maps、OK Googleといった基本アプリがあらかじめ搭載されており、今後はタグ・ホイヤーのオリジナルダイヤルやアプリも追加予定とのことだ。
なお、2年間の保証期間終了後は、1500USドルを支払うことでタグ・ホイヤーの自動巻き時計に交換できるため、機械式時計ファンにとっても魅力的な1本になりそうだ。
(文/&GP編集部)
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