チタン製のブリッジやテンプルには1920年代の宝飾品をモチーフとした繊細な彫金模様が施され、レンズを支えるリムにもMASUNAGA GMSのアイコンであるワンスターと、高田氏の家紋である桔梗が取り入れられているなど、繊細なディテールが全体の質感を向上。増永眼鏡の技術力と、高田氏のデザイン性が高いレベルで融合している。さらに、レンズには裏面反射防止コートを備えたCR39レンズを採用するなど、視界まで配慮されているのも嬉しい。
また、同シリーズのうち18金を使った「Campanule K18」は、眼鏡界のアカデミー賞と称される「SILMO D'OR(シルモドール」」にて、サングラス部門のグランプリを受賞したというのも特筆すべき点。まさに世界が認めた1本だと言えよう。
増永眼鏡
MASUNAGA designed by Kenzo Takada
6万4800円~7万200円
(文/伊藤美玲)
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