■矢継ぎ早に新機種を投入!
OPPOがスマホを日本で展開を始めたのは、2018年に入ってから。秋以降は矢継ぎ早に新モデルを投入しています。26日の発表会でも「まずはラインナップを増やす」と述べられており、意図的に機種数を増やしているようです。しかし、これだけ続々出てくると、全体像を把握するのも一苦労。
<2018年に入ってからオッポジャパンが日本で発表した機種>
1月31日 「R11 s」
8月22日 「R15 Pro」「R15 Neo」
10月19日 「Find X」
10月30日 「R17 Neo」
11月26日 「R17 Pro」「AX7」
ブランド展開としては「Find」シリーズがフラグシップ、「R」シリーズは上位がPro、廉価がNeoと分かれていました。そして今回発表されたのは、Rの上位モデルである「R17 Pro」と、グローバルで展開していた「A」シリーズのふたつというわけです。
■R17 Proは画面で指紋認証ができる
R17 Proは、UQ mobileが取り扱う「R17 Neo」と同じく、ディスプレイ指紋認証を備えたスマホです。R17 Neoと比べると、背面のデザインが異なります。また、CPUもSnapdragon 710になっており(R17 NeoはSnapdragon 660)、処理性能はこちらが上位。RAMは6GB、ROMは128GBです。
サイズはW74 x H157.6 x D 7.9mm、質量は約183g。カラーバリエーションは「ミストグラデーション」と「エメラルドグリーン」の2種類を展開します。
流行りの夜景撮影モードとしては「ウルトラナイトモード」を搭載。光学手振れ補正で手ブレを抑えつつ、「A.I.ウルトラ・クリアエンジン」の働きにより複数枚の写真を合成して鮮明に仕上げます。こちらは実際に写真を撮ってみたいところ。
ちなみに赤外線投射を利用して深度情報を取得できる「TOF(Time of Flight)」機能も搭載。発売後のファームウェアアップデートでARの計測機能にも対応予定とのこと。
インカメラは2500万画素で、「A.I.ビューティー」機能のほか、パーツごとに補正具合を調整できる「カスタマイズ」モードも備えます。
ディスプレイ上での指紋認証の使い勝手については、一般的な指紋センサーと大差ない印象を受けました。また、使用時には画面上にアイコンが表示されるのでセンサーの位置がわからなくなることもありません。
OSはAndroid 8.1をベースにした「ColorOS 5.2」を搭載。「スマートサイドバー」機能によってアプリアイコンを素早く表示できるのがユニークです。
バッテリーは1850mAhをふたつ直列につないだ設計になっており、容量は約3700mAhに相当します。発熱を抑えつつ、10分で40%の充電が行える急速充電方式(Super VOOCフラッシュチャージ)を採用しています。
なお、R15 Proと異なりFelicaは非搭載。おサイフ機能は使えません。