■個性的なデザインが魅力
カドークオーラは、空気清浄機や加湿器などを製造、販売する日本の「カドー」と、韓国の「SKネットワークス」の合弁会社。「BD-E1」は、同社が提供する第一弾商品となります。
「BD-E1」の一番の特長は、その斬新な見た目。従来のドライヤーが備える、風の吹き出し口となるノーズ部分を省いたシンプルなデザインで、軽量化を図っています。一般的なドライヤーは、約500gを超えるものが多いなか、「BD-E1」は約400g。
これにより、手への負担を抑えることができます。髪を乾かすのは毎日のこと。だからこそ、100gの違いが大きな負担の軽減に繋がります。乾燥に掛かる時間は、男性なら5~10分程度ですが、女性のロングヘアだと15分以上ということもしばしば。私はセミロングで、毎回10分以上はかかるので、この軽量化はとてもありがたいです。
持ち手は、握りやすいように三角柱。さらに、グリップ部分にくぼみを設けており、手にフィットしやすいのもポイントです。実際に持ってみると、人差し指の側面がくぼみにぴったりはまり、手との一体感がありました。
■遠赤外線でしっかり乾かす
「BD-E1」の温風温度は約85度と、一般的なドライヤーの100~110度に比べて低い温度設定になっています。それにも関わらず速乾性が保たれている理由は、“遠赤外線”にあります。
風の吹き出し口にセラミックカートリッジを搭載し、効率よく遠赤外線を放射。さらに、ヒーター線にもセラミックコーティングを施しているため、ダブルの遠赤外線効果が期待できます。最高温風を押さえつつ、遠赤外線と風圧で速乾性を高めることで、髪と地肌へのダメージを軽減しています。
実際に使ってみると、軽くて操作しやすく好印象。85度の温風は、地肌が熱く感じませんでした。髪をかき分けている手に温風があたっても熱くないのもうれしい。コンパクトながら風量はしっかりあります。