■ペン付き大画面スマホ「LG Q Stylus」は約4万円
ひとつは、11月22日から楽天モバイルが予約受付をしている「LG Q Stylus」。6.2インチ(2160×1080ドット)の大画面を専用のスタイラスペンで操作できるスマホです。12月7日に発送開始、12月14日から店舗でも販売されます。
“大画面&ペン” と聞くと、サムスンのGalaxy Noteシリーズを思い出す人が多いでしょうが、LGも2012年にドコモから「Optimus Vu」というモデルをリリースしたことがあり、アメリカでは、これまでに数モデルをリリースして人気を集めているそうです。
久しぶりの日本市場への投入となるLGのペン付きスマホ「LG Q Stylus」は、シンプルな操作性で使いやすいことが特徴。ペンを引き出すだけでメモが書けて、写真の上にメモやイラストを書くことも可能。また、指でのタッチ操作がシニア層もターゲットにしているとのこと。
アウトカメラが約1600万画素で、インカメラは約800万画素。CPUは1.8GHzのオクタコア、RAM(メモリ)は3GBというミドルレンジ仕様ですが、約3300mAhの大容量バッテリーを搭載し、防水・防塵・耐衝撃に対応するなど、基本性能は充実しています。
価格は3万9800円(税別)で、通話SIMとセットで申し込む場合は3000円が割引になるキャンペーンも実施されています。
■Android One史上最高のスペックを誇る「Android One X5」
もうひとつは、ワイモバイルから発売される「Android One X5」。12月7日に予約受付が始まり、12月22日に発売されます。価格は7万3000円(税別)と案内されていますが、購入条件や契約プランによって総額2万1600円〜4万5600円の月額割引が適用されるので、実質3万円程度で購入することもできます。
Android Oneは、Android純正のユーザーインターフェイスを採用し、発売から24か月以内に最低1回のOSアップデートと、発売から3年間の毎月のセキュリティアップデートが保証されています。
これまでのAndroid Oneは、スマホ初心者から中級者をターゲットにしたミドルレンジモデルが中心でした。しかしLGの「Android One X5」は、CPUにハイエンド向けのSnapdragon 835を採用し、4GBのRAM(メモリ)を搭載するなど、パワフルな仕様。もちろん、OSは最新のAndroid 9がプリインストールされています。
Googleの便利な機能を簡単かつ積極的に使いこなせるように、本体左側には「Googleアシスタントボタン」を搭載。これを1回押すと「Googleアシスタント」が起動し、2回押すとカメラをかざすだけで知りたい情報がわかる「Googleレンズ」が起動します。
アウトカメラは約1600万画素で、AIが被写体を認識し、自動で最適なモードに設定される機能を搭載。また、暗い場所でカメラを起動すると、明るく撮れる「スーパーブライト」モードが起動。さらに、背景をぼかせる「ポートレート」モードも備えています。
インカメラは約800万画素。ディスプレイは約6.1インチ(3120×1440ドット)で、「HDR10」規格の映像コンテンツの表示にも対応。防水・防塵・耐衝撃に対応しています。
ワイモバイルへの乗り換えを考えている人はもちろん、すでにワイモバイルのスマホを使っていて、より性能が高いモデルに機種変更したい人にとっても格好の選択肢となりそうです。
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(取材・文/村元正剛)
iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。
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