リバーズの「コーヒープレス フープ モノ」(4320円)は、これまで3枚の金属フィルターを重ねて豆を漉す仕組みでしたが、このフィルターを1枚のステンレス製モノフィルターにしました。
「え? それだけ?」と思ったアナタ、そうです。それだけです。でも、その “それだけ” このフィルターはコーヒーの味に関わる最重要部品ということなんです。
では、3枚のフィルターが1枚になったことで、どんな変化があるのでしょうか?
1.マウスフィールの向上
従来のフィルタよりもさらに豆の微粉が抑えられ、口触りが良くなりました。
豆の微粉は水の粒子よりも細かいと言われるため、100%除去することはできないものの、これまでよりもクリーンなマウスフィールが得られます。
2.豆の油分を残さない
従来の3枚フィルターは形状が複雑なため、豆の油分を落としきるのが大変でした。
落としきれなかった油分は酸化してコーヒーの味を損なうため、定期的にフィルターを新品に交換する必要がありましたが、1枚になることで洗いやすく、油分をキレイに落とせるようになりました。
3.洗浄がカンタン
3枚フィルターの時はプランジャーに付属するネジを外して、すべてのパーツをバラして洗う必要がありましたが、1枚フィルターなら分解する必要もなし。これなら毎朝家で淹れてもお手入れが苦になりません。
たったそれだけ、でもそのそれだけがアナタのコーヒーライフを大きく変えるかもしれませんよ?
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(文/&GP編集部)
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