長さ144mm/幅9.8mmという「Alt Pen」は、普段は書き心地のいいスタイリッシュなボールペンですが、いざとなったら工具に変身する多機能ペン。こんなユニークなアイテムが生まれたきっかけは、開発者であるシカゴの工業デザイナー、ロティミ・ソロラ氏がスマートフォン設計の打ち合わせ中に工具がなくて困った経験からなのだそうです。
「Alt Pen」には、プラスドライバー3種とマイナスドライバー2種、T-4、T-5、P2*0.8の全8個のビットが付属していて、これをペン先に付け替えることで工具として使うことができます。
しかも、このスッキリとしたデザインの中に、8種のビットのうち4つまでを収納可能! マグネットキャップによって固定される仕組みなので、ビットの取り出しが簡単なうえ、ビット同士がぶつかって音がする心配もありません。つまり、これ1本を持っているだけで、4つの工具を持ち歩いていることになるわけです。
グリップ部分にはローレット(凸凹)加工を施しており、書くときも、ネジを締めるときもしっかりと握りやすくなっています。一般的な「D1規格」のインクリフィルに対応しているので、インクを入れ替えて長く愛用できそうです。
ペン本体の素材はアルミニウムとステンレスの2種類で、アルミニウムはクラシックアルミナム、ライトゴールド、スレートの3色、ステンレスはコントラストクローム、コントラストローズの2色展開。本体のほか、インクリフィル2本、ビット8個を収納したプレミアムケースに入れての販売です。
12月19日現在、クラウドファンディングサイト・kibidangoにてプロジェクト展開中で、アルミ1本6300円コースやステンレス1本1万1500円コースなどを用意しています。このペンにロマンを感じるあなたは、支援を検討してみてはいかがでしょう。
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(文/&GP編集部)
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