2400万画素フルサイズCMOSセンサーを搭載し、独自開発の電子ビューファインダー“EyeResファインダー”は440万ドットの高解像で圧倒的な高精細を誇る。2400万画素で11コマ/秒の高速連写にも対応。さらに4K動画の撮影まで可能だ。
ボディは無垢のアルミを削り出して作られているため軽量かつ強度を確保し、内部のメカを守る。操作系やレンズにはシーリングを施し、ほこりや水滴の浸入を防ぐという防塵防滴仕様。真面目に仕事でも支える高い実用性。
レンズはSL専用のレンズだけでなく、ライカTシステムのレンズがそのまま使用できる。その他に、ライカS、ライカM、ライカRの各システムのレンズもアダプターを介して使用できるため、クラシックな味を楽しむ趣味性の高い撮影から、実用的でハイスペック、最新型のシャープで素早い撮影まで可能にしている。
日本メーカーに劣らない、むしろ日本メーカーに強いインパクトを与えるスペックを持つ「ライカ SL」。そして憧れのブランド力も圧倒的。黒光りするエッジが効いたボディや、“いかにも精密”を感じさせるレンズのピントリング。
そうそう手を出せるブランドではないが、実物を見るとやっぱり欲しくなる。単なる撮影道具ではない、愛着もって使いたいカメラは久しぶりだ。ガジェット的にも物欲をそそられるが、実売価格はボディだけで99万3600円前後と、こちらもインパクト大。
また、今後の専用レンズの登場もアナウンスされている。
「The Leica APO-Vario-Elmarit-SL 1:2,8-4/90-280mm ASPH」が2016年上半期、「The Leica Summilux-SL 1:1,4/50mm ASPH」 が2016年の下半期を予定している。
(文/&GP編集部)
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