今回新発売される「DRV-340」「DRV-240」は、ナンバープレートや標識など、走行時の映像をより細部まで鮮明に記録することが可能な高精細なフルハイビジョン撮影に対応。最大記錄画角も水平100度を確保するなど、ドラレコでまず押さえておきたい基本性能は申し分ないレベル。
その上で、逆光やトンネルの出入り口など明暗差が激しい環境時におきやすい「白とび」や「黒つぶれ」を抑え、明瞭な映像で記録する「HDR(ハイダイナミックレンジ)機能」や、衝撃を検出する「Gセンサー」を搭載。またLED信号機の無点灯記録防止に対応するなど、付加機能も充実しています。
「DRV-340」「DRV-240」ともに、録画モードはさまざまなシーンに合わせ「常時録画」「手動録画」「イベント録画」「駐車監視録画」の4つのモードを搭載。
「常時録画」は、エンジンのオン・オフに連動し、本機の電源を手動でオン・オフしなくても自動で録画がスタート・ストップします。「手動録画」は、常時録画の最中でも手動で録画ボタンを押せば常時録画とは別のフォルダに映像データの記録が可能。映像データの呼び出しや保存がしやすくなります。
「イベント記録」は、本機に搭載した「Gセンサー」が突発的な衝撃や急激な速度変化などを検知すると自動的に録画を開始し、イベント録画専用のフォルダに記録します。
そして「駐車監視録画」は、本体内蔵バッテリーにより駐車中の衝撃や動体を検知すると自動で録画・保存を開始します。なお本体内蔵バッテリーによる待機時間の目安は約25分ですが、別売の車載電源ケーブルを使用することで、なんと最長24時間の長時間駐車監視録画に対応します。
今回の新モデルでは、本体と取り付けブラケットの形状を見直した新デザインを採用している点にも注目。フロントガラスとレンズの距離が短くなるようにブラケットの取り付け位置を最適化することで、ダッシュボードなどのフロントガラスへの映りこみを低減し、より鮮明な録画を実現しています。
また「DRV-340」には高感度GPSを搭載。速度、緯度、経度などの自車の運転情報を記録するほか、PC用連携ビューアーソフトを使えば走行記録の表示、確認も可能です。
もはや車への取り付けが常識となりつつあるドライブレコーダー。玉石混合、値段も性能もさまざまで、どれを選べばいいか迷ってしまうところですが、いざという時もしっかり撮影できることを重視するなら、必要な機能がぎゅっと詰まっていて価格も手頃なケンウッドの新モデル「DRV-340」「DRV-240」は、ドラレコデビューにもピッタリです。
>> ケンウッド「DRV-340」
>> ケンウッド「DRV-240」
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(文/&GP編集部)
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