タグ・ホイヤーは、スイス・ジュネーブにて、最新作となる「タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー02T トゥールビヨン ナノグラフ」を発表しました。最大の注目点は、“カーボンコンポジット製ヒゲゼンマイ”を採用していること。
このヒゲゼンマイを採用した理由は、
→軽量で密度が低く、一般的にヒゲゼンマイに使用されるシリコンや金属に比べ重力や衝撃の影響を受けにくいこと
→組み立て時の取り付け方によって、品質に差が生じやすいヒゲ玉と一体化して製造可能であること
上記の利点により、精度が向上するところにあります。
また、内部の一部の構造全体を回転させることにより、姿勢差による系統的なズレをキャンセルし克服する「トゥールビヨン(脱進機)」機構も搭載。最高のパフォーマンスを保つタイムピースとなっています。
LVMHウォッチメイキングディヴィジョン、プレジデント 兼 タグ・ホイヤー CEOのステファン・ビアンキは、「自社の先進技術を盛り込んだこのタグ・ホイヤー カレラの新しい解釈は、最高級の時計製造という当社が受け継ぐレガシーを強調するとともに、パフォーマンス、破壊的なイノベーション、アヴァンギャルドという当社の価値観に、現在も忠実であり続けていることの証明ともなっています」とコメント。
カレラのDNAを継ぐ、機械式時計の結晶とも言える一本となりそうです。発売時期は2019年5月予定。予価:274万5000円 (税抜)
>> 「タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー02T トゥールビヨン ナノグラフ」
[関連記事]
ブラックケースが腕元を精悍に彩る!ブライトリング ブティック 大阪10周年記念モデル
平和の象徴?世界で最も“付加価値のある金属”で作られた時計とは?
同じデザインは一切ナシ。職人技が光るダマスカス模様のタイムピース
(文/&GP編集部)
- 1
- 2