「カレラ」のDNAを継ぐタグ・ホイヤー新機構搭載モデルに注目すべき理由

タグ・ホイヤーは、スイス・ジュネーブにて、最新作となる「タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー02T トゥールビヨン ナノグラフ」を発表しました。最大の注目点は、“カーボンコンポジット製ヒゲゼンマイ”を採用していること。

▲ヘキサゴンパターンを施したブラックのオープンワークダイヤル、約65時間のパワーリザーブ、100メートル(10気圧)

このヒゲゼンマイを採用した理由は、

→軽量で密度が低く、一般的にヒゲゼンマイに使用されるシリコンや金属に比べ重力や衝撃の影響を受けにくいこと
→組み立て時の取り付け方によって、品質に差が生じやすいヒゲ玉と一体化して製造可能であること

上記の利点により、精度が向上するところにあります。

また、内部の一部の構造全体を回転させることにより、姿勢差による系統的なズレをキャンセルし克服する「トゥールビヨン(脱進機)」機構も搭載。最高のパフォーマンスを保つタイムピースとなっています。

▲ストラップ: ブラックカーフスキンレザーとラバーストラップ

LVMHウォッチメイキングディヴィジョン、プレジデント 兼 タグ・ホイヤー CEOのステファン・ビアンキは、「自社の先進技術を盛り込んだこのタグ・ホイヤー カレラの新しい解釈は、最高級の時計製造という当社が受け継ぐレガシーを強調するとともに、パフォーマンス、破壊的なイノベーション、アヴァンギャルドという当社の価値観に、現在も忠実であり続けていることの証明ともなっています」とコメント。

カレラのDNAを継ぐ、機械式時計の結晶とも言える一本となりそうです。発売時期は2019年5月予定。予価:274万5000円 (税抜)

>> 「タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー02T トゥールビヨン ナノグラフ」

 


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(文/&GP編集部)

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