その発想さすがです!ウェアラブルEXPOで見つけた“ナニコレ”ガジェット6選

【4】喉に貼るいびき解消デバイス

ウェザリー・ジャパンが取り扱ういびき解消デバイス「Snore Circle」も注目されていました。低周波EMSを発していびきを解消するデバイスは、なんと喉にペタッと貼り付ける仕様。専用のシールを舌の付け根くらいに貼り付け、そこにカチッとデバイスを装着します。

▲VVFLYが開発し、ウェザリージャパンが取り扱う「Snore Circle」の新モデル。トレーニングモードが搭載されているのが、他のいびき解消製品との大きな違いだという

同製品は、国内では2月頃に登場予定。同ブランドからはイヤホンタイプとアイマスクタイプも出ており、こちらは既に販売されています。

 

【5】Apple Watchを充電するバンド

Apple Watch用のバンド「Artenix Bands」もユニークです。バンド部分にリチウムイオンポリマー電池をベースにしたフレキシブルな構造のバッテリーが備わっており、Apple Watchを装着すると充電できます。

▲韓国LiBESTが開発し、EFGが取り扱う「Artenix Bands」。Apple Watchを腕に装着したまま充電をしている様子

▲Apple Watchを取り外すと、充電バンド本体はこんな感じに。バンドは複数のデザインが展示されていた。担当者いわく、安全性のチェックにも抜かりはないとのこと

同製品は、まず2019年春にクラウドファンディングサイトに登場し、支援を募る予定とのことです。

 

【6】血圧を測定できるスマートウォッチ

オムロンは、スマートウォッチ型の血圧計を参考展示していました。正面から見た感じ、スマートフォンに接続できる普通のスマートウォッチ。しかし、側面のボタンを押して、腕を心臓の高さにキープしておくと、血圧を測定できます。

▲オムロンの「スマートウォッチ型ウェアラブル血圧計」。米国では「HeartGuide」という商品名で発売済み。外形は直径48mm、暑さ14mm、重量約115g

横から見るとカラクリが分かります。通常のバンドの内側に血圧を測定するためのバンドがもう一つ。ここが測定時にプクッと膨らみ、腕を圧迫するんです。

▲血圧はオシロメトリック法で測定される

血圧計は医療機器認定が必要になるため、国内での登場はもうしばらく先になるでしょう。オムロンとしては、年内の承認を目標にするそうです。

 


[関連記事]
これってまさにスカウター!「スマートグラス」がもたらす仕事現場の未来とは?

ビデオ通話もできる!子どもにとっては“ひみつ道具”みたいな携帯です

プロ仕様のスポーツウォッチで「ランニングパワー」を計ってみよう!


(取材・文/井上 晃

いのうえあきら/ライター

いのうえあきら/ライター

スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする