■食材を入れた日付を専用アプリで確認
スマホと連携して日々の生活をサポートする「日立冷蔵庫アプリ」への対応も見逃せません。ドアを締め忘れた際に通知が来たり、外出先から冷蔵庫の運転状況を確認したりすることができます。利用できるのは「R-KX57K」です。
そのなかでも便利だと感じたのが、「食材管理」機能。冷蔵庫に保存する食材をスマホのカメラで撮影して記録を残せば、保存してから経過した日数を一覧で確認できます。また、「〇〇用」や「冷凍サツマイモ」などのように、メモを残すことも可能です。
さらに、リマインダーの日付を設定できるのもうれしいポイント。指定した期限を過ぎると通知が届くので、「いつ入れたのか分からない食材が眠っていた…」なんてことはもう起こりません。また、デフォルトの設定では、食材を入れてから30日を超えると、リストの文字が赤字になる仕様になっています。
「日立冷蔵庫アプリ」は、今後、さらにアップデートしていくとのことです。なお、同アプリは、iOS10.0以降とAndroid5.0以上に対応する予定で、インターネット接続環境と無線LANルーターが必要になります。
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価格は、コネクテッド家電の「R-KX57K」が43万円前後(税別・以下同)、「R-KW57K」が41万円前後の予定です。新モデルが開発された背景にある「共働き世帯の増加」や「高齢化の進展」は、だれにでも関係する事案。多様化するライフスタイルに合わせた家電により、さらに生活しやすくなることが期待されます。
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(取材・文/中川美紗)