パナソニックから登場したGoogleアシスタント搭載のワイヤレススピーカーシステム「コエリモ」は、これまでのスマートスピーカーとスマートリモコンとを一体化したようなプロダクト。赤外線リモコン信号送信機を内蔵しており、これ一台で音声操作に対応していない旧来の赤外線リモコン対応家電をも音声操作ができるのです。
リモコンで操作するテレビやエアコン、照明器具が最大8台まで登録可能。対応機器はサポートページで確認でき、設定は無料のアプリで簡単に行えます。また、電源のON/OFFだけでなく、テレビのチャンネルや音量を変えたり、エアコンの温度調節をしたりといったことも音声だけで操作ができるのが魅力。
それだけでなく、複数登録すれば、「OK Google,全部消して」と話しかけるだけで登録機種の電源を一斉に消せるので、外出時や就寝時などに実に便利です。(ただし、安全面を考慮し、エアコンのみユーザーの確認を得た後に操作をする仕組みとなっているためこの複数機種一括操作には対応していないとのこと)
このほかにも、天気やニュースなどの調べものや音楽再生などGoogleアシスタント機能でできることはすべてできますし、スマートフォンなどの音楽を送信して「Bluetoothスピーカー」として使うこともできます。
もちろん、Google アシスタント対応機器も通常通り操作でき、なかでもパナソニックのイチオシがLEDシーリングライト「AIR PANEL LED THE SOUND」との独自連携です。Bluetooth機能を使って音声で「あかりの操作」と「光と音の一括操作」ができ、たとえば「OK Google,くつろぎを開始して」などと話しかければシーンにあわせた光と音が天井から降り注ぐのだそう。
この画期的な「コエリモ」は、2月下旬発売予定。希望小売価格はオープンで、予想実売価格は2万5000円前後。対応機器とメーカーは2019年夏以降、順次アップデートされるそうです。これからAIスピーカーの導入を考えているなら、ぜひ候補に入れたいですね。
>> パナソニック「コエリモ」
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(文/&GP編集部)
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