そのNuAnsの新製品として発表されたのが「NuAns NEO」。写真の右側の方が、トリニティの代表取締役の星川哲視さんです。
NuAns NEOは、「CORE」と呼ばれる本体と、自分の好みで選べるカバーを組み合わせて購入できることが最大の特徴。カバーには、素材や色が異なる2枚の背面パネルを組み合わせる「TWOTONE」と、手帳のような感覚で携帯できる「FLIP」があります。
それぞれ8種類の素材があり、TWOTONEの場合は、なんと64種類の組み合わせから選べるわけです。購入する時からワクワクと楽しめそうですね。
カバー素材の中には、「テナージュ」という天然木材シートを用いたものもあり、木の自然な手触りを楽しめます。ラウンドフォルムの側面までをカバーするインモールド成型には、日本の特許技術を用いているとのこと。
カバーの内側はカードを収納できるようになっています。SuicaやPASMO、nanacoなどのICカードを入れておけば、そのままピッ!とおサイフケータイのように使えるわけです。なお、購入時に入っている黒いカードは裏側がマイクロファイバーになっていて、画面拭きに使えます。
なお、本体そのものもFeliCaを含むNFCに対応しているので、他のNFC対応デバイスとの接続や、一部のFelica対応サービスも利用できる見通しです。
カバーの3Dデータが公開されるため、3Dプリンターを使ってオリジナルのカバーを作成することも可能。ガジェット感も満載ですね。
本革など高級な素材を使ったスマホケースで人気の「GRAMAS」によるカバーも発売されることが決まっています。ちなみに、NuAns純正のカバーが1400円〜3000円台であるのに対し、GRAMASのカバーは「かなりいいお値段になる」とのこと。
外部接続端子には、裏表どちら向きにでも挿せるUSB Type-Cを採用。使い勝手が良いことに加え、従来規格よりも素早く充電できることも利点です。
付属のケーブルは、片方がType-C、もう片方がType-Aになっているので、Type-C端子のないパソコンとの接続にも支障なし。しかも、Type-A側もどちら向きにも挿せるリバーシブル仕様にするなど、細かい部分にまでこだわっています。
さらに、こだわりを感じられたのがパッケージ。本体、カバーそれぞれのパッケージは貯金箱として使えるんですよ。こんなにオシャレな箱は捨てたくないですもんね。それを活用する術にまで配慮されているとは、心憎いかぎりです。
NuAns NEOは、2016年1月下旬から、アーノット、三越伊勢丹、ロフト、BALS、Amazonなどで発売予定。U-NEXT(U-mobile)によるSIMとのセット販売も行われます。本日11月30日にオープンしたウェブサイト(http://neo.nuans.jp)では、すでに先行予約を受け付けています。
いまiPhoneを使っている人も実物を見たら惹かれること必至。Windows 10のパソコンとの相性はバッチリですし、仕事用の2台目として購入を検討してもいいかもしれませんよ。
【NuAns】
OS:Windows 10 Mobile
CPU:Snapdragon 617(1.5GHz オクタコア)
RAM:2GB
ストレージ:16GB + micro SD(最大128GB)
ディスプレイ:5.0インチ(1280×720ドット)
カメラ:背面1300万画素/前面500万画素
バッテリー容量:3350mAh
無線LAN:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
サイズ:約W74.2×H141×D11.3mm
重量:約150g
CORE本体:3万9800円(税別)
TWOTONE(カバー):1400〜1600円(税別)
FLIP(カバー):2750〜3680円(税別)
(文/村元正剛)
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