■掃除するほど賢くなる間取り学習機能を搭載
ルンバといえば、床のゴミを探知して効率よく掃除してくれる家庭用ロボットですが、今度のルンバはさらに賢くなりました。なんと、家の間取りを学習して記憶してくれるんです!
これは「Imprint スマートマッピング」という機能で、2〜3回掃除をするだけで搭載するカメラとフロアトラッキングセンサーなどから間取りを把握し、ルンバ自身が家のなかのどこにいるのかを理解します。もちろん、頻繁に動かす家具の位置などを完璧に覚えるわけではないですが、精度としては80%ほど覚えてくれるそうです。
これまでのルンバは目の前のゴミだけを見ていたので、複数の部屋にまたがって「全体をきれいにする」という掃除の仕方をしていましたが、「寝室だけ」「リビングとダイニングの2部屋まとめて」といった部屋単位での掃除が可能になります。
覚えられるのは最大10部屋。これだけあれば、1台のルンバで1階と2階の間取りを覚えさせるのも問題ありません。また、曜日や時間ごとに掃除をする部屋を指定するといった使い方も可能です。
■掃除後のゴミはクリーンベースに自動で排出
ロボット掃除機を使っている人からたまに聞くのが、日常的な手入れの必要性です。いくら勝手に掃除してくれても、こまめに本体のゴミ捨てをしないといけないのは面倒なもの。そんな悩みも解決してくれるのがルンバi7+です。
充電ステーションを兼ねた「クリーンベース」は、掃除が完了するとルンバ本体のダスト容器のゴミを吸い取り、クリーンベース内の紙パックに集めてくれるんです。しかも、この紙パックにはルンバのダスト容器30杯分のゴミが入るので、こまめに捨てなくてもOK。
捨てるときは手を汚さずに引き出して交換できるのもうれしいポイントです。