雨や粉塵など建築や災害、医療などでの過酷な現場に必要な防水・防塵・耐衝撃・耐薬品性に対応したデジタルカメラ「RICOH G900」(9万9000円/税別)。2014年発売で高評価を得てきた既存機「RICOH G800」の後継機で、有効画素数約2000万画素になります。
建築現場で働く人にはおなじみの「小黒板情報」ってありますよね。
「デジタル工事写真の高度化に関する協議会」が提唱する、小黒板情報連携機能・信憑性確認(改ざん検知機能)がいま注目されています。
現場で工事写真の撮影時に、工事名・工種・略図等をチョークで記入した黒板を同時に撮影していた業務を電子化することで、作業効率の向上と工事写真の改ざん防止を確認するものです。
国土交通省の直轄工事や多くの自治体では、タブレットやスマートフォンを用いた電子小黒板の運用が始まっています。
そこで、この機能に準拠した機能もつ本機が役立ちます!
高所や足場の悪い現場、暗所等のタブレットやスマートフォンでは撮影が困難な現場の撮影が容易にできるのです。従来の黒板を用いた撮影方法と比較して、事前準備、工事写真撮影工程、工事写真管理工程で作業効率を大きく向上する初めてのデジタルカメラになります。
また、耐落下衝撃性能も2.1m高める一方で、前機種と比べて体積比約26%の小型化を実現しています。
小型化による持ち運びの利便性を高めつつ、軍手をしたままでも操作しやすいボタン配置や指掛かりのしやすいグリップ形状、たすき掛けにも対応した2点吊り可能な幅広のネックストラップを継承することで、工事写真撮影での高い操作性ももっています。
操作制限が行えるカメラロック機能も継承されているので、高いセキュリティ管理が求められる現場での撮影や、機材の洗浄・消毒を必要とする医療機関や生産現場など、幅広い業種で活躍してくれそうです。
>> リコー
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(文/&GP編集部)
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