【市販決定!?トヨタS-FR】今度はレース仕様。これで出なかったら「出す出す詐欺」ですよ!

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東京モーターショーで見たS-FRは、いつ市販されてもおかしくないくらいのフィニッシュ、完成度でした。そしてS-FRレーシングコンセプトもまた、レーシングカーとして明日にもサーキットを走れるんじゃないかと思うくらいの仕上がりです。

では、ここでS-FRレーシングコンセプトの内容・ディテールを見てみましょう。

 ■エアアウトレット(空気排出口)を備えたエンジンフード

セオリーにのっとり、エンジンルーム内の熱対策を施しています。エンジンをパワーアップし、しかも高回転を維持して使用するレーシングカー仕様では、熱の問題は避けて通れませんからね。

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 ■フロントアンダースポイラー/カナード/リアスポイラー/リアディフューザー

空力特性を向上させるためのCFRP(軽いカーボン)製の大型エアロパーツをてんこ盛り。昨今のレーシングカーはタイヤと空力パーツで勝負が決まるといっても過言ではありません。リアスポイラーはガッツリと大きいサイズながら、車両の寸法内に収まっているように見えます。実に思わせぶりな設計。

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 ■ワイドボディ

装着されているタイヤは、ブリヂストンのポテンザ。サイズは205/55R16です。これを収めるため、もしくは、サスペンションを変更してトレッドを拡大したため、全幅はS-FRの1695mmから1735mmへ拡幅されています。

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 ■センターロック方式のホイールハブ

ホイールはセンターロック方式で固定。コレ、まんまレーシングカーのディテールです。トヨタ「86」にもモータースポーツ仕様車が存在しますが、そちらは市販車と同様、5本のハブボルトで留まっています。S-FRレーシングコンセプトは、レース(にも使える)仕様なのではなく、まんま“レーシングカー”としての位置付けです。

さて、これほどの“ブツ”を見せびらかすトヨタの狙いは「S-FRの新たな世界観を提案する」こと。いやもう、世界観はお腹いっぱいです。早いとこリアルワールドでS-FRをリリースしちゃってください!

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(文/ブンタ)

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