カメラを愛する者にとって、“最強のスナップシューター”リコーGRシリーズは特別なカメラ。フィルムカメラの時代から採用し続ける広角単焦点、ホールドしやすさを重視したブレないデザイン、高画質と携帯性の両立、トレンドに流されず本当に必要な機能のみを搭載する無骨さ。
写真を撮ることの本質と真っ向から向き合うことのできるGRシリーズに、多くの写真家たちが魅了され続けてきました。
最新モデル「リコーGR Ⅲ」も、歴代GRの基本コンセプトを受け継ぎ、35ミリ判換算で約28mm相当の単焦点レンズや伝統のデザインなどはそのまま継承。一方でレンズ、イメージセンサー、画像処理エンジンなどの主要デバイス全てを一新し、より高画質で速写性に優れたコンパクトデジカメになっています。
レンズは高性能化と薄型化を両立した新開発の「GR LENS18.3mm F2.8」を搭載。開放F2.8の明るさはそのままに、4群6枚の薄型光学系を採用。ディストーションや色収差を極限に近いレベルまで抑制し、歴代のGRレンズを凌ぐ高いシャープネスを実現しています。最短撮影距離6cmでのマクロ撮影や、開放付近での自然なボケ味、立体感のある描写も魅力です。
オートフォーカスは、合焦の精度に優れたコントラストAFと、高速にオートフォーカスする像面位相差AFを併用したハイブリット方式を採用し、高速化を実現。スナップ撮影の命とも言えるシャッターチャンスを逃しません。
カメラボディは徹底的な小型化を追求しながら、センサーには大型のAPS-CサイズCMOSイメージセンサーを搭載。画像処理エンジンには新開発の「GR ENGINE 6」を搭載し、有効画素数は約2424万画素と超高精細で、解像感と階調再現性に優れた高画質画像を実現しています。さらに、センサーからの画像情報を最適化する独自のアクセラレーターユニットを搭載し、最高ISO感度102400の優れた高感度性能を実現しています。
これまでになかった新機能も多数採用。3軸4段分の補正効果を持つリコー独自の手ぶれ補正機構「SR(Shake Reduction)」を搭載したほか、GRシリーズ初のタッチパネル操作に対応し、AF枠の移動やメニュー設定、再生時画像の拡大や送りなどを直感的に素早く行えます。
さらに、スマートフォンとの連携を強化するデュアル通信や外出先での充電を容易にするUSB Type-Cコネクターの採用など、時代に即した機能も採用。また製品発売後もファームウェアのアップデートによる機能拡張や性能向上を予定しているそうで、3年半ぶりのフルモデルチェンジは多くのGRファンの期待を上回る仕上がりになっている模様。
「リコーGR Ⅲ」は公式直販オンラインストア・リコーイメージングオンラインストアにて予約受付中です!
>> リコー「GR Ⅲ」
[関連記事]
画質に感動!全天球カメラ「THETA」の進化が止まらない!
こういうの待ってた!スマホにデジカメの使用感を与える素敵ガジェット
(文/&GP編集部)
- 1
- 2