「ES-F300D」は、スマートフォンに登録したアプリから解錠が行える、Bluetooth搭載のデジタルドアロック。スマホを持っていれば鍵に近づくだけで勝手に鍵が開く「スマートオープン」や、スマホを持っている状態で鍵本体をタッチすれば解錠する「マジックタッチ」に対応しています。
合鍵はアプリやWEB上から簡単に作ることができ、鍵の受け渡しはその鍵をショートメールで送るだけと、物理的な受け渡しは一切不要。アプリを利用した解錠は全て履歴が残り、アプリやWEB上から最大過去2ヶ月間の履歴を閲覧することが可能です。解錠時にはリアルタイムで通知が届き、誰がいつ入室したかを把握できます。
もちろんその鍵の利用できる日時、曜日を制限することもでき、民泊、訪問介護、納入業者、清掃業者、リフォーム業者など、利用期間の制限をかける必要がある用途にも最適です。
解錠方法はアプリのほか、暗証番号、指紋、ICカード、無電圧a接点、別売のリモコン(夏頃発売予定)に対応。暗証番号や指紋による解錠方法なら、スマホを持ち歩かずに外出したとしても閉め出される心配はありません。またICカードは交通系ICカードを登録して利用することもできます。
さらに無電圧a接点搭載により、電気錠解錠機能の付いたインターホンと接続することも可能。来客時にわざわざ玄関に行かなくても、インターホンからその場で解錠できます。ユーザーは最大で指紋が100個、ICカードが200個、アプリが1万人を登録できます。
もちろんオートロックにも対応し、ドアを閉めれば自動的に施錠されるため、鍵の閉めて忘れを心配する必要もなくなります。オートロックは有効・無効を設定することができるほか、施錠忘れお知らせ機能、二重認証モード、基本音量など細かい設定が可能です。
また「ES-F300D」には権限が強い順から最高管理者、一般管理者、ユーザー、ゲストの4段階の利用者レベルを搭載しており、たとえば賃貸物件の場合、物件所有者、管理会社、入居者、入居者の友達などに振り分けることで安心して利用できます。もちろん一般家庭用など、そこまでの機能を必要としない場合は管理者機能を使わずに利用することも可能。
スマートロックにありがちなのがスマホとの接続がなかなかうまくいかないといった問題ですが、「ES-F300D」はBluetoothは室外側の機械に搭載することでスマホとの連携をよりスムーズかつ確実に行えるようになっています。また別売りのWi-Fiブリッジを使うことで、アプリから遠隔操作が可能になります。
気になるのが設置方法ですが、面付型を採用したことにより、現在使っている鍵に関係なく、設置スペースさえあればほぼすべてのドアに取り付けられます。もしそのままでは取り付けできない場合も、別途用意されている取付部材を使うこともできます。設置はネジ止めで行うためガッチリと固定でき、使っているうちに外れてしまうということもありません。
さまざまな鍵トラブルから解放してくれるスマートロック、そろそろ導入してみるのもアリですよ!
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(文/&GP編集部)
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