Apple iOS 10.0以降、Android OS 7以降のOSに対応する「iPin Pro」は、スマホの背面にピタッと取りつけて計測したい場所にカメラを向けると、レーザー光の反射具合を計算して幅、高さ、奥行きといった3Dのサイズを同時に測定してくれるという、革新的なガジェットです。
まず「iPinアプリ」をオンにして、スマホの裏側に取りつけた「iPin Pro」とスマホをBluetooth接続し、測定したい対象に向けてスマホのカメラで写真を撮影。そしてその写真上で測りたい幅、高さ、奥行きを指先で調節することで、正確なデータを導き出します。
引っ越しの際や、オフィス、店舗などの間取り確認のためにメジャーを使っていては、半日がかりの大仕事に…なんていうこともありますが、「iPin Pro」なら、はしごもメジャーもメモも不要で、一瞬で測定が完了。
また、写真を撮っておいてあとから測定するということもでき、計測したデータをアプリに保存したり、LINEやメールで送信もできるので、「このサイズの収納ケース買ってきて」といった連絡も簡単です。
さらに、「iPin Pro」は単体でも使うことができ、普通のメジャーではとても届かないような最大40mの長距離を測るレーザーツールとしても活躍します。測定誤差はわずか3mm程度という精度。80.3×48.3×29.9mmというコンパクトサイズで重さはたったの66gと、携帯性にも優れています。
現在「iPin Pro」はMakuakeにてプロジェクトを展開中で、すでに1500%以上の支持を集めています。コースは本体と充電USBケーブルがついて1万1800円から。他も2個セット、3個セットのコースも用意されています。発送は2019年9月を予定しているそうです。
計測を必要とする仕事にはもちろん、転勤や引っ越しが多い家庭などでも、重宝すること間違いなしですね。
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(文/&GP編集部)
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