「ダンボール製車中泊ベッドキット」は、車中泊ユーザーからの支持も高く、レンタカーとしての取り扱いも多いトヨタ200系ハイエースから型取りをした車種専用設計。
これまで市販されていた車中泊ベッドキットというと、車体の構造変更などの大掛かりな作業が必要なものがほとんどでしたが、「ダンボール製車中泊ベッドキット」なら工具も不要。パーツを連結させるだけで完成です。組み立て時間は、大人1人で作業した場合で約15分ほど。ボルトなどの固定器具も使わないので車体を傷つけずに装着できます。
素材のダンボールは、耐荷重がひとつの骨格パーツに対して約120kgと、十分な強度を備えた2層強化ダンボールを使用。同社の実証試験では約500kgの荷物を載せて、6時間置いておいても形状の変形がなかったとの結果が得られています。
総重量は従来のベッドキットが約45kgほどなのに対し、「ダンボール製車中泊ベッドキット」は約23kgと、持ち運びやすい重さ。またキャンプ先で車から取り外してテーブルとして使ったり、災害時には緊急用ベッドとしても活躍します。
なお、今後は別の車種でも開発を予定しているとのこと。気軽に車中泊ができるこのアイテム、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
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(文/&GP編集部)
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