「Akerun」は、アプリをインストールしたスマホでドアをオープンできるだけでなく、オートロック機能付きでカギのかけ忘れも心配なし。
家族間の鍵の共有はもちろん、ワンタイムパスで人に鍵を「渡す」こともできるので、個人宅はもちろん、オフィスやショップ、多くの人が利用するレンタルスペース、ゲストハウスや最近流行の民泊サービスなどにはもってこいのアイテムだ。
さらに誰が開閉したかという入退室情報もスマホで確認できるため、セキュリティ面でも安心。
もちろんドアの鍵に取り付けるものだけに、高度な暗号化技術や第三者機関によるセキュリティ診断、ユーザーによる二段階認証など、高いセキュリティテクノロジーにもこだわったつくり。スマホの紛失や故障ほかトラブルなどにも24時間対応する。
家庭に導入すれば、家族の入退室を確認したり、遠くに暮らす両親の見守りという用途にも使えるし、オフィスや店舗に導入すればタイムカード代わりにも使える。用途の幅は限りなく広い。
この「Akerun」をオートロックの自動ドアにも応用した、新製品の「Akerun Entrance」。幅約70mm×高さ約30mm×厚さ約50mmの専用モジュールをナブコ製もしくは寺岡オートドア製の自動ドアに設置すれば、鍵権限が付与されたスマホを持った人がドアに近づくだけで解錠する仕組みだ。
玄関ドアに加えてエントランスの自動ドアも「Akerun」にすれば、エントランスから玄関ドアまでスマホのみで通過することができるようになり、利便性がさらに向上する。
管理者としては、付近にゲートウェイ端末「Akerun Remote」を設置して「Akerunオンライン鍵管理システム」を導入すれば、PCで使える管理画面「Akerun Manager」からの遠隔解錠や、 URLを使った合鍵発行でフィーチャーフォンに対応することなどが可能となる。
マンション管理者向けの提供価格は初期費用が税別9万5000円からで、月額費用は3万6000円から。
今後、マンションやホテルなどに続々導入されるのではないか。そんな可能性を感じるアイテムだ。
(文/&GP編集部)
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