1972年に産声をあげた「SL-1200」シリーズは、DJプレイの操作性を追求した1979年の「SL-1200MK2」発売以降、ディスコ・クラブシーンにおいて欠かせない定番機としての地位を確立しました。
そしてこの度、2008年発売の「MK6」以来11年ぶりとなる新機種「ダイレクトドライブターンテーブルシステム SL-1200MK7」(9万円/税別)が、5月24日より発売されます。
従来モデル同様、ダイレクトドライブ方式を踏襲しつつ、課題であった回転ムラ(コギング)の発生を解決するため、コイルからコアを排除した“コアレス・ダイレクトドライブ・モーター”を新搭載。
モーターとプラッターが強固に結合した構造にすることで、さらなる回転の安定性を獲得。シャーシはアルミダイカストとABSにガラス繊維を加えた特殊素材による2層構造で、高剛性と制振性を実現。ブランド伝統のS字形ユニバーサルトーンアームに高精度ベアリングを採用することで、初動感度や追従性が向上しています。
回転数は 33と1/3回転、45回転に加えて、78回転にも対応。トルクやブレーキスピードは好みのレベルに調整でき、逆回転再生機能も搭載となったことで、従来機ではできなかったようなパフォーマンスも可能になっています。
>> テクニクス「ダイレクトドライブターンテーブルシステム SL-1200MK7」
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(文/&GP編集部)
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