キッチン家電・生活家電などを中心に扱うライソンが開発した「ホームロースター」は、自宅で簡単にコーヒー豆の焙煎ができる焙煎機。
今までコーヒー豆の焙煎は100万円以上する業務用の機械や、家庭用の焙煎機でも非常に高価なものがほとんど。ガス火で家庭で焙煎はできるものの、火加減の調節や掃除など、とても手間のかかるものでした。
「ホームロースター」は2万円前後と非常に手頃な価格で手に入れることができ、自宅で焙煎したてのコーヒーをいつでも楽しめます。なお「ホームロースター」で一度に焙煎できる最大量は生豆60g。焙煎後は約50gになり、約5~6杯のコーヒーを淹れることが可能です。
飲みたい時に飲みたい分だけ焙煎できれば、焙煎豆の賞味期限を気にする必要がなくなるのは嬉しいですね。生豆は焙煎豆より賞味期限が長く、しかも安くてリーズナブルなので、コーヒー好きにはいいことだらけです。
操作方法は簡単。生豆を入れて、「中煎り」または「深煎り」をボタンで選ぶだけです。搭載されているマイコンが温度と風量を管理し、時間ごとに最適な温度の熱風でコーヒー豆を焙煎します。熱風によりコーヒー豆が撹拌されるので、ムラなく均一に焙煎できます。
焙煎終了後は自動的に送風モードに切り替わり、焙煎が進みすぎないようにコーヒー豆を冷却。ガス火などで焙煎すると、うちわや扇風機で冷却する必要がありますが、「ホームロースター」なら自動で冷却してくれます。
お手入れも簡単。ガス火やポップコーンメーカーで焙煎した場合、どうしてもチャフと呼ばれるコーヒー豆の皮が飛び散り、掃除も大変ですが、「ホームロースター」はフタの部分にフィルターを搭載しており、焙煎中に軽いチャフだけ熱風で吹き飛ばし、効率よくチャフを集められます。
なお3月22日現在、「ホームロースター」本体に生豆1kgが付いたセットが1万7000円で支援受付中。他にも「ホームロースター」本体、生豆1kg、ミル付コーヒーメーカーのセットなども用意されています。すでに目標金額の300万円を大きく超え、1400万円の支援が集まっているこのプロジェクト、気になる人はお早めにチェックを!
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(文/&GP編集部)
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