■超広角から最大50倍ズームで撮れる「HUAWEI P30 Pro」
HUAWEI P30 Proは、日本ではドコモが独占販売する「HUAWEI P20 Pro」の後継モデルです。6.47インチの有機ELディスプレイを搭載し、解像度は2340×1080ドット。左右のベゼルは約2.2mmと細く、しかも曲面になっているので、正面から見ると、ほぼベゼルレスに見えます。本体の横幅は73.4mm。P20 Proは、6.1インチ画面で横幅が74mmだったので、画面を大きくしつつ、スリム化も実現したといっていいでしょう。
画面上のノッチ(切り欠き)がしずく型になり、指紋認証をディスプレイ上で行う仕様に変わったことも大きな進化ポイントです。
アウトカメラは40メガピクセルの広角カメラ(27mm/F1.6)+20メガピクセルの超広角カメラ(16mm/F2.2)+8メガピクセルの望遠カメラ(125mm/F3.4)という構成。これらのトリプルレンズカメラに加えて、3D情報を計測できる「ToFカメラ」も搭載しています。
この4眼カメラで、どんな写真が撮れるのか? 実際に撮った写真を見てもらうのが一番ですよね。
Point.1 最大50倍ズームで撮影できる!
これらは、美しいステンドグラスが人気のサント・シャペルという教会で撮影したものです。なんと、最大50倍ズームで撮影できるんです。光学ズームは5倍までですが、10倍までは画質がほとんど劣化しないハイブリッドズームが可能。しかも、このように薄暗い屋内で、手持ちでもブレずに撮影することができます。さらに倍率を上げると、さすがに画質が粗くなりますが、多少画質が粗くなっても、被写体を大きく捉えたいというときに重宝すること請け合いです。