デザイナーは、cadoを設立した代表取締役 兼 クリエイティブディレクターの鈴木健氏。鈴木氏は、amadanaを生み出したリアル・フリートでデザイナーを務めた経歴の持ち主で、退社後、cadoを設立した人物です。
“cadoらしいデザイン”というと、これまでの加湿器や空気清浄機から類推し、エッジの利いた派手なルックスを想像していたので、最初にcado × CLYTIAウォーターサーバーを見た時は、「これって本当にcado?」と思わず拍子抜け。とはいえ、そのスッキリとしたボディに実際に触れてみると、そんなことなんてどうでもいい、って感じるほどの機能美を、各部からビシビシと感じることができました。
まずは注ぎ口。多くのウォーターサーバーが、冷水の注ぎ口とお湯のそれとを分けている中、本機は1本の注ぎ口を冷水とお湯で切り替えて注ぐシンプルな仕組みを採用。コップを置き台に置き、HOTボタンと出水ボタンをそれぞれ押すだけで注げるので、手にお湯や冷水が掛かることなく安全ですし、清潔です。
注ぎ口上部にある、操作パネルの分かりやすさも魅力。LEDランプの色や点灯/点滅で水タンクの状態を表示するほか、モードを表すインジケーターはすべて静電式タッチパネルで、かつ日本語表記。エコモード、クリーンシステム、弱冷水モード、再加熱と、ウォーターサーバーとしては高機能ながら、誰でも直感的に操作できます。同じようにシンプルでも、使いにくいと話題になった、どこかのコンビニのコーヒーメーカーとは大違いです。
そして一番のポイントが、ボトルを本体の下に設置するレイアウトとなり、ボトルの交換、セッティングが楽になったこと。多くのウォーターサーバーは本体上部にボトルを設置しますが、重いボトルを持ち上げる交換作業はひと苦労。その負担を軽減したことは、毎日使うウォーターサーバーだからこそ大きい。かつ、設置したボトルが見えないので、見た目もスッキリです。
カラーはホワイト、ブラック、ボルドーの3色をラインナップするので、好みやインテリアに合わせて選べます。今使っているウォーターサーバーはカッコ悪いな、とか、使い勝手が悪いな、なんて感じている人は、思いきってcado × CLYTIAウォーターサーバーへ切り替えてみてはいかがでしょう?
cado × CLYTIAウォーターサーバー
4万6656円(本体のみ/一括払いの場合)
※天然水は別途、契約が必要
(文/滝田勝紀)
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