「QuickShare」は、ざっくり言えば、操作中のPC画面を外部映像機器にワイヤレスで出力できるセットアップシステムです。
システム構成は大きく分けて、ディスプレイやプロジェクターなどに接続するQuickShareボックスと、PCなど操作端末側に接続するUSBドングル(専用トランスミッター)のふたつ。
出力先の映像機器とQuickShareボックスとをHDMI経由で接続し、PCにUSBドングルを挿したら、あとはドングルに搭載されているボタンを押して操作画面に従うだけ。たったこれだけで、見せたい画面を外部のプロジェクターやディスプレイに映すことができるのです。
接続できる操作端末はPC以外に、スマホやタブレットにも対応。接続ポートやケーブル選びに迷う必要がなく、特別なソフトのインストールも不要だから、プレゼン前の準備は実にスムーズです。
出力先機器とはワイヤレスで接続できるから、タブレットを手にして歩きながらの画面操作もOK。聴いている人の表情や反応をつかみながら説明できるし、何よりも発表する内容に集中できるのがいいですね。
QuickShareボックスには最大16台までのデバイスが同時接続できるようになっており、例えば資料説明の途中で接続先を切り替えて動画を見せたり、開発中のアプリのサンプルを見せたりといった使い方もOK。
さらに2系統のデバイスの画面を同時に表示させる “二分割表示モード” も搭載。2種類の試作デモを同時に見せて比較するといった使い方も可能です。
このほかQuickShareボックスには簡易Wi-Fiルーターとしての機能も搭載しており、来客や会議参加者のための簡易ホットスポットとして提供することも可能。ボックス搭載のUSBポートにキーボードやマウス、USBカメラなどを接続し、パソコンのように使うことも可能です。
さらに、投影中の画面を画像データとしてキャプチャー、QRコードを使って会議参加者に資料としてシェアできたり、北米を中心に普及中のテレビ会議システム「zoom」にも対応するなど、まさに無限の可能性を秘めたシステムです。
なおGREEN FUNDINGでは、5月11日現在、「QuickShareボックス1台+USBドングル1台」(3万1500円〜)のほか、「QuickShareボックス単体」(2万1000円〜)「USBドングル単体」(1万2000円〜)「USBドングル2個セット」(2万2500円〜)などをラインナップ。リターンの発送は6月下旬を予定しています。
>> GREEN FUNDING「多機能プレゼンテーションシステム QuickShare」
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(文/&GP編集部)
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