低温蒸しで野菜を美味しく!野菜調理と時短に特化した「ヘルシオ」新シリーズが登場

 ■蒸気と低温で野菜の食感を残す

最上位モデル「AX-XW600」には、従来の「蒸し野菜」機能に加え、新しく「低温蒸し青野菜」機能が搭載されました。ヘルシオ独自の過熱水蒸気エンジンによってたっぷりの蒸気を使い、食材を80℃前後の低温で包み込むように蒸すというもの。葉物野菜やキノコ、エビなどの素材の味をしっかり引き出しつつ、シャキシャキとした食感を残して調理してくれるんです。

▲総庫内容量30Lの「AX-XW600」。サイズは幅490mm×奥行430mm×高さ420mm

また、温度センサーで庫内の温度の上がり具合から食材の仕上がりを判断するので、分量を設定する必要もありません。

実際に「低温蒸し青野菜」機能を使った「ほうれん草としめじの塩こうじあえ」を食べてみたところ、一度レンジに入ったとは思えないほどのシャキシャキした食感とみずみずしさに驚きました。これなら手軽に美味しく野菜を食べられるので、野菜不足に悩む人の食生活改善に役立ちます。

▲「低温蒸し青野菜」機能で作った「ほうれん草としめじの塩こうじあえ」

 

■パパッと時短調理で「もう1品」を可能に

従来のオーブン自動調理機能「まかせて調理」に加え、レンジの自動調理機能も進化しました。それが、新搭載の「レンジで1品」機能。耐熱容器に食材と調味料を入れてスタートするだけで、絶対湿度センサーが食材の蒸気から料理の仕上がり状態を見極めてスピーディーに自動調理してくれます。2015年から搭載されている「まかせて調理」よりも時短調理に向いており、忙しい日本人にぴったりの機能といえます。副菜向けの「5分おかず」や、「カンタン煮物」、乾麺から作れる「カンタンパスタ」など、計15メニューから選択可能。

「なんだか食卓に野菜が足りないなぁ…」と思った時でも、この機能を使えばパパッと野菜の1品料理が作れます。ご飯とは別に、晩酌用のおつまみが欲しいときも便利ですね。

「5分おかず」で作った「豚肉と大根のしょうが風味」は、味がしっかりとしみ込んでいてムラもありません。5分でできたとは思えないほどのクオリティでした。

▲「5分おかず」で作った「豚肉と大根のしょうが風味」

 

■進化したAIoTサービスで「使いやすい」を実現

「オーブンレンジって使いこなすのが大変そう」という人も安心してください。「AX-XW600」と「AX-AW600」のAIoTクラウドサービス「COCORO KITCHEN」は、従来のものより進化した機能が搭載されています。食材と手段を声で伝えると、ヘルシオがおすすめの調理方法をアドバイスしてくれるんです。たとえば、「ほうれん草を蒸したい」と話しかけると、「低温蒸し青野菜」や「まかせて調理」など、食材と手段に応じた調理方法を提案してくれるので、調理の幅が広がります。

いずれもカラーは2色展開で、最上位モデルの「AX-XW600」(2段調理に対応)は販売想定価格で17万5000円前後(税別)、「あぶり豊潤焼き・あぶり焼き」機能と、時短調理機能の「8〜10分100メニュー」を省いた26Lの「AX-AW600」(1段調理に対応)は13万円前後。いずれも6月13日発売です。

野菜を美味しく簡単に調理できて、さらに使いやすくなったヘルシオ。決して安くないお値段ですが、野菜不足に悩む現代の食卓の助けになってくれるのでは。

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(取材・文/山崎理香子<ゴーズ>)

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